中間選挙で民主党歴史的敗北

米国の中間選挙は民主党が歴史的な負けとなった。 　　　 オバマ米大統領、中間選挙の敗北で自責-共和党に協力要請（ウォール・ストリート・ジャーナル日本版） 新聞各紙も社説で中間選挙について書いている。 米中間選挙―世界への責任を忘れずに（朝日社説） 　 米中間選挙　困難増すオバマ氏の議会対策（11月4日付・読売社説） 社説：米中間選挙　オバマ改革の継続を（毎日） 上院では民主党が過半数を確保。しかし下院は共和党が奪取。 ２０１２年の大統領選挙で再選を目指すオバマにとって厳しい内容となった。 失業率は回復せず、財政赤字も改善されない。 そんな中で有権者の選択は民主党に厳しかった。 オバマ政権は今後、共和党と協調を模索しなければならない。 大統領としての指導力低下は避けられない状況。 同時に行われた知事選でも民主党は苦戦を強いられている。 非改選を含めて共和党が過半数を超えた。 知事は１０年に一度の下院選挙区割り見直しの役割がある。 大統領選挙への影響も大きい。 正直に書くが、財政赤字は前大統領時代に源がある。 オバマは魔法使いではない。 そのことを有権者は本当に理解しているのだろうか。 中間選挙は大統領への信任投票という意味がある。 また、現政権に厳しい結果が出ることも多い。 それにしてもこの結果は民主党にとってかなりの痛手。 「核なき世界」実現も雲行きが怪しくなってきた。 共和党はＣＴＢＴや新ＳＴＡＲＴ（新戦略兵器削減条約）に協力するわけがない。 今回の中間選挙、その意味は大きい。 *********************** 関連記事 「米中間選挙」民主党、歴史的大敗 オバマ民主党下院で過半数割れ 動画あり *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 一部ブログにトラックバックが送れません。悪しからず。 バナーにクリック願います。 　　 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。