4266180 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2010.11.22
XML
カテゴリ:読書
「終身刑の死角」を読んだ。

終身刑の死角

終身刑の死角

価格:777円(税込、送料別)


著者は桐蔭横浜大学教授。
仮釈放なしの終身刑導入について「絶対に当たらない宝くじ」と表現。
厳しく批判しているのは何故なのか。

数字を読者に提示しながら説明するやり方は説得力がある。
何人が死刑確定しているか年度別で示す。

オランダで死刑を廃止する代わりに終身刑を導入した。
その結果はどうだったか。

日本で「量刑制度を考える超党派の会」が発足。
終身刑導入が検討されている。
もし仮釈放なしの終身刑を日本で導入した場合。

すでに収容人数をオーバーしている今の刑務所。
これ以上、受刑者を増やしてどうするのか。
税負担が増すという点ですら、どの程度の国民は覚悟しているのか。

ネットでは受刑者に対する暴論も多い。
「費用がかかるなら死刑で減らせ」という意見すらある。

人を1人殺して無期懲役になった受刑者がいたとする。
その受刑者は命を軽視したからこそ無期懲役となっている。

にもかかわらず、受刑者の命を軽視するのは矛盾していないか。
凶悪事件を起こしたからといって、何をしてもいいわけではない。

また、仮釈放なしでは受刑者たちにとって希望がない。
犯罪者を社会的に隔離するという点ではそれは「あり」なのかもしれない。

だが、日本の刑務所は「なるべく入れない、できるだけ早く出す」もの。
受刑者には高齢者も多く、獄死するという結末。
果たしてそれでいいのかどうか。

興味深いのは「何人殺せば死刑になるのか」という記述。
読んでいて、以下の騒動を思い出した。

光市事件「死者1.5人」 の准教授処分?

「ブログ論壇の誕生」佐々木俊尚

某准教授は批判され、この著者が批判されたという話は聞かない。
何がどう違うのか、実際に読んでみてほしい。

実際には無期懲役の場合でも仮釈放が少なくなっている。
「数年経てば仮釈放で出られる」というのは噂話でしかない。

実際、50年以上も塀の中にいる受刑者もいる。
そうした人は釈放されても実社会になじめるわけがない。

こうした現状から、「実質的に終身刑化が進んでいる」という指摘がある。
以下の記事でもその点について書いた。

無期懲役の終身刑化

「凶悪犯罪は増えていない」「再犯率は1%」など、目から鱗の事実が次々。
犯罪被害者家族の心情についても述べている。
少し経過してから、再び読んでみるのも意味があるだろう。

***********************
関連記事

『終身刑の死角』河合幹雄著

終身刑の死角

『終身刑の死角』(河合幹雄)

終身刑の死角を読む

『終身刑の死角』

上矢印この本について書かれたブログ記事。
興味深いが、残念なことにトラックバックを受け付けていないようだ。
紹介だけさせていただく。

***********************

※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。

バナーにクリック願います。

  ブログランキング・にほんブログ村へ

***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
その場合リンクは必要とはしません。
意見があればメッセージでどうぞ。
ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。
今のところメッセージは全て読んでいます。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.11.22 16:55:50
[読書] カテゴリの最新記事


PR

日記/記事の投稿

プロフィール

りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

バックナンバー

2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

2025年のコスモス行… リュウちゃん6796さん

一 夢 庵 風 流… 慶次2000さん
韓国ソウル便り 私の… whitebear319さん
日々是徒然 思緒里さん
ニューロンとワイヤ… yuzo_seoさん
画像満載ホテルレビ… 豊年満作さん
タイとタイ語に魅せ… Lamyai_daengさん

ニューストピックス

カテゴリ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X