2011/02/09(水)21:09
秋葉原事件、死刑回避は無理
17人が死傷した秋葉原通り魔事件。
弁護側は最終弁論で死刑回避を訴えた。
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弁護側、死刑回避訴える=加藤被告「後悔、反省」-秋葉原殺傷公判が結審・東京地裁(時事通信)
この事件については、以下の記事でも書いた。
秋葉原連続殺傷事件で死刑求刑
事件で中止となっていた歩行者天国は、先月になってやっと再開された。
秋葉原、歩行者天国の再開
最終弁論で、弁護側はこう訴えた。
「被告は心から後悔しており、死刑を科すべきではない」
(太字部分、時事通信の記事から引用)
この事件で死刑以外の選択が果たしてあるだろうか?
もし死刑が回避されるなら。
それは日本から死刑がなくなったことを意味する。
昔、こんな言葉が流行した。
反省だけなら猿でもできる
7人殺しておいて「反省してますから死刑回避」という主張が可能なのか?
私には理解できない考え方だ。
法廷で反省しても遅い。
事件を起こす前に考えるべきだった。
確かに死刑制度には疑問もある。
だが、この事件で死刑が回避できるとは思わない。
刑法の条文から死刑を削除しない限り、死刑は続く。
死刑存続を多くの国民が望んでいる以上、それは実現不可能。
ひとつ忘れてはならないこと。
それは、被告が死刑になったとしてもこうした事件はまた起きる。
死刑があるからといって凄惨な事件の再発防止にはならない。
判決公判は3月24日に予定されている。
私は死刑判決を望んでいる。
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