不妊治療ノススメはじめに 「不妊治療は絶対行っておくべきだよ!」というお話ではありません。 でも「どうしようかな?行ってみようかな?」と少し悩んでいる方の参考になればと思い、記録を残すことにしました。 常々「早く2人目が欲しい」と思っていました。が、気がつけば、りゅうきちさんの3歳の誕生日を迎えていました。なのに妊娠の兆候はなし。 「結婚は?」 「子供は?」 「2人目は?」 「生理がくるたびに涙流してます」って言ったら、どんな反応するんだろう? 人間って欲張りな生き物だとつくづく思うのです。”私の事は放っておいてちょーだい!”と思いますが、心の中では「2人目不妊」ってよく耳にするけど、ウチもそうなのかな?」と焦りがあったり。 その頃、我が家ではりゅうきちさんは「奇跡の子」と呼ばれ始めていました。 悩んでいても仕方がない!クリニックに通ってみることにしました。 クリニック選び 不妊治療は初めてだったので、診察は何をやるのかサッパリわかりません。 なので、私の選んだ基準は 「土日に診察してくれるところ」 「家から近いこと」 でした。 りゅうきちさんの保育園のお迎えがあるので、平日はNGです。土曜日に通えて、自転車でも行けそうなところを選びました。 でも、通ってみて自分と相性が合わない場合は、気持ちを切り替えてクリニックを変えてみるのも良いと思います。 診察内容 私が受けた検査はこんな感じです。 ・子宮内のホルモンバランス ・卵管に詰まりはないか ・子宮内は正常か ・黄疸はないか 上記の検査を2~3ヶ月くらいかけて行いました。 あと、毎回、体温チェックがあるので、体温表を持っていきます。初診の時は最低、2ヶ月分の体温表を持って行くと、検査がスムーズなようです。 ”黄疸はないか”は排卵日に合わせて行うので、どうしても土曜日限定にはできません。平日は20時まで診察してくれるので、りゅうきちさんをお迎えに行き、そのまま自転車を飛ばしてクリニックまで行きました。 血液検査だったので、りゅうきちさんは自分も注射されるのか!?と怖がっていましたが、自分は(注射)されないとわかると、私の荷物を持ってくれたりして、優しく気遣ってくれました(泣) ”卵管に詰まりがないか”の診察は、子宮に空気を入れて膨らまし、そこに薬品(名前忘れた)を入れて、レントゲンのように画面に映しながら、卵管に詰まりがないか調べます。 1人目を出産していても、何かの原因で詰まる可能性はあるそうです。 この検査やる前に「気持ち悪い、頭痛などの副作用がでる場合があります。何万人かに1人の割合で死亡する可能性も、ごく”まれ”にあります。でも責任は問わないでね」という文書に署名しなければなりません。 これにサインしないといけないの?この時だけ、少しブルーになりました。無事生還したけど。 「排卵チェッカー」なるものも、もらいました(買ったんだけど)。 1個\1,000くらいかな?ごめんなさい。値段忘れてしまいました。 排卵予定日を合わせて3日間で、尿をかけて調べます。濃いピンクの反応がでたら排卵日!という優れもの。 私は2回(2ヶ月)試しましたが、その方法ではダメでした。でも、参考にはなると思います。 治療 一通りの診察が終わり、特に異常は見られませんでした。 ここで先生に「タイミングを合わせますか?体外受精しますか?」と聞かれます。 私の中では体外受精は最終段階。仕事もあるし、夜にりゅうきちさんを連れてくるのも限界があるからです。なので、とりあえずタイミングでお願いしますと言いました。そこで薬を飲むことにしました。1日1回。5日間。一番軽いものだそうです。 この薬は排卵を促し、子宮内を妊娠しやすい部屋にするものだそうです。 排卵日に近づくと、1日置きにクリニックに行って排卵の様子を調べないといけません。その都度、りゅうきちさんに 「ごめんね~。今日もママ、病院なんだ」 「エー、また~?」 「帰りにおいしいもの食べて帰ろうね」 「ヤッター!」 こんな感じで、りゅうきちさんを巻き込んでしまいました。根気良く付き合ってくれてありがとう。 子宮内の検査では卵子が大小合わせて3つ出来ているとのこと。不妊治療をすると、双子や三つ子が出来やすいっていうけど、きっとこういうことなんだろうな。 できた! なんと1回目の投薬で妊娠しました。先生、ありがとー!! 「何度も呼び出さないで、ズバリこの日が排卵日って言えよ!」と心の中で思ってごめんなさい。だってしんどかったんです(言い訳)。 平日の診察終了時間が早まってしまって、今回がダメなら、もう平日は通えないという状況だったので、「今回、なんとしても~」という執念が通じたのかも。 クリニックに通い始めて4ヶ月。私が思うに早い方だったと思います。 クリニックに通って感じた事 1回の診察費も、\6,000~\8,000する日もあるし、\1,000くらいで終わる日もあります。でも高いよね。これが何年も続いたら家計も結構大変。 家族の協力も必要です。 でも、クリニックに通う人は多い。いつも待合室はいっぱいだし、少子化が進む中で「こんなに子供を望む人がいるのね」と思うと嬉しくなったりしました。 不便な事に、「自分の体は自分ではわからない」。でも、診察することで、もしかしたら自分1人では気がつかない原因がわかるかもしれない。 治療もその人にあった方法を指導してくれます。 私は薬。でも、薬が体に合わない人は筋肉注射(痛そうだけど)。そして体外受精。 妊娠が確認出来た時、先生が「おめでとう。良く頑張ったね」と言ってくれました。 その後、出産した病院の看護士さんにも初診の時に「あなたと家族が努力して授かった子なのよ。よく頑張ったね」と言ってくれました。 その言葉に涙が出ました「そっか。私、頑張ったんだ」 私だけではなく、りゅうきちさんと夫も支えてくれました。家族のおかげで授かった命です。 私はクリニックに通って良かったと思っています。 でも正直、勤めながらの通院は大変でした~。 記録と言っても、アバウトなものなので、参考になったかどうか怪しいところですが、私の素直な感想です。 ジャンル別一覧
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