|
カテゴリ:琉球人としての私
6月23日は、沖縄にとって特別な日。沖縄の終戦記念日である。
60年前・・・・・沖縄の戦争は米軍の強力な軍事力によって「制圧」された。 民間人が12万人死ぬという惨劇は広島、長崎の原爆と同様、戦争の悲惨さを 物語るには十分である。 しかし 大きな数字すぎて現実にそれがどういう状況か?理解するのはむずかしい。 それを理解しろというのは、「うーーーん、おしっこしたい。代わりにしてきて・・」 と、言われているようなものか・・・・。まあ、理解するのは不可能。 人間は過ちを犯すことで学習する生き物だと思う。過去にも時代の遍歴が物語っている。 そのサイクルからすると・・また、戦争が起きてもおかしくないのだと専門家は言うが・・・ 本当にそうだとすると・・・人類は破滅の道をたどるのだろう。 核保有国で固められた世界の未来とエゴの固まりのアメリカ。ひがむことで 自国の利益を生み出すことを覚えた肥大国、中国。大いなる頑固者ロシア。 蒼々たる国々が核をもち、お互いを牽制しあっている。 日本はどうだ?意思表示がはっきりしないといけないが、過去のことばかりを 引き出して”反省していない”と揚げ足ばかり取られて前に進めない状態で この閉塞感をどうやって打開できるのか!小泉さん。郵政も頑張ってほしいけど 外交も成果を求められている。ぜひ自衛隊のあり方を曲げて海外支援という名目を かりたアメリカよりの使い方だけは勘弁していただきたい。 本当にアメリカは日本の為にやっているとは思えないです。 それは沖縄の基地が縮小されているように見せているだけで、中身はどんどん 強化されていることに他なりません。 先日のイラクとの”戦争でも”兵器を送る拠点。そう本当のアジアの基地が 沖縄だったのですから・・・・私達はまだ占領下にあることを忘れてはいけない。 あと40年後も基地はあるのだろうか?いや、戦争が無くなっているのだろうか? 無くなっていても基地は無くならないのだろうか?アメリカと日本はどうなるのか? 日本もやはり軍事力を強化してアメリカ軍の実質的なバックアップ軍隊になるのだろうか>? 法律もそう言う風に日本語特有のオブラードか屁のような表現で法案化するのだろうか? 少なくとも沖縄から発信するべきメッセージは「命どぅ宝」(ぬちどぅたから)だ。 これは伊江島の基地返還、反戦運動家の・・名前忘れてしまったが・・その方の言葉。 同じ島の人間の言葉として語り継いでいく。伝えることは義務だな。 今、本当の平和とは?若い人たちからそういう活動が始まっている。 出来ることと言えば身近な環境を整備することから、そう!ゴミを拾うことから! 目に映る景色を綺麗にすることで心持ちも良くなるだろう。一緒にそれを やることで、気持ちのいい景色はこうやって手に入れられることが理解できるだろう どのようにすれば・・・・ 理屈ではわかる。平和は大切。一番大切なのは日々の行動。子供との接し方。 私達が未来からの使者である子供達にどう接していくかで決まる。 自然を壊したり平気でゴミをポイ捨てしたり・・・自分もそうだったけど どこかで気が付き、変えていかないと本当に地球レベルで危ない。 環境も平和も一気に無くなりそうな不安さえ感じたりする、。 まずは自分から・・・・そんなことを考えさせられた1日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[琉球人としての私] カテゴリの最新記事
|