りゅうりゅうの北欧滞在記

8時起床。ホテルで朝食を済ませ、釣り場へ向かう。　仕掛けを作り直したりりゅうりゅうの釣りに付き合ったりダラダラとしているうちに既に昼近くなっているがまだ鮭の影も形も見つからない･･･。　

一旦上がってスーパーに海老を買いに行き、その足で昨日の港で餌釣りを試す事にした。しかしもの凄い強風と寒さに耐え切れずこちらもアタリのないまま早々に引き上げる。

昼食後、最後のひと頑張り。　私はルアーを25gに変えてやってみる。すると重くなったルアーの感覚がわからず、投げたルアーは向こう岸の木の枝に引っかかってしまう。とほほ･･･。　3人で片道10分のアスレチックな道のりをとぼとぼと歩き橋を渡って向こう岸までルアーを取りに行った。　それにしてもりゅうりゅうは自然の中で元気いっぱい。この距離も森の中の歩きにくい道も平気でずんずん歩いていた。パパママと同じような釣りがしたくて、たまにグズったりしたけど、往々にしてご機嫌で川辺で一人遊びに熱中したり、色々な葉っぱや木の棒を拾い集めたりと、楽しんでいるようだった。やっぱり子供って外が好きなんだな～とつくづく感じた。　

もちろん大人も外は好き。川の流れる音や小鳥の囀る音だしか聞こえない深い森の中に一日中いると、心が本当に休まる気がした。

そろそろ夕方6時を回ると、お日様もゆっくりと傾いてきた。美しい夕日を眺めながらしばしぼーっとしてしまう。これからだんだん日が延びてきて、夏至には深夜まで明るいとの事。なんだか不思議な感じがする。

結局1匹も釣れなかったけれど、十分楽しんだし森林浴も出来たので大満足。帰りの車に乗った瞬間りゅうりゅうは深い眠りに落ちてしまった。（そしてそのまま朝まで･･･）

マルメまでの帰り道、夕日の落ちる方向へ車を飛ばす。着いた頃にようやく辺りが真っ暗になった。

2日間パン食だったので身体がお米を欲していた！　夕食はお茶漬け。一緒に食べた柴漬けや梅干にこれほど感動した事はなかった。（ちょっと大げさか。。。）