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カテゴリ:旅行のこと~ヨーロッパ編
スウェーデンの建国記念日のため三連休。この連休はフェリーでバルト海を渡り、ドイツ北部を車で周る小旅行へ! 夕べは低気圧の影響で深夜から朝方にかけてものすごい雷雨、残念ながら天気はどんより曇り空、その上気温も低い。
朝7時出発、マルメ市より車で30分ほど南下したTrelleborgという所からフェリーに乗る事約3時間、ドイツ北部のRyugen島へ車ごと到着! 東ドイツ時代は国内随一の避暑地として有名だったらしいが、今でのその雰囲気を残しつつ、ひなびた田舎の観光地という風情であった。しかしここもスウェーデン同様の寒さで、せっかく水着まで持って来たというのに残念ながら海水浴は無理そう・・・。 とは言え、今日の目玉はなんと言っても本物の蒸気機関車の初体験! 駅で時刻表をGETし、ホテルにチェックイン後、近辺の駅から片道約40分の比較的大きな町まで乗車してみる事にする。 何と言っても機関車トーマスの本物が来るのだからりゅうりゅうもエキサイトしないわけがないが、乗ってみると、壮大な草原や森をゆっくりとなおかつ力いっぱい走り抜けるその雰囲気に大人も楽しんでしまった。「シュッシュッポッポッ」の音といい、石炭の匂いと煙といい、そして乗心地の悪さと言い、なんとも言えないノスタルジックな雰囲気。40分があっという間であった。 帰りの列車が到着するまで待つ事1時間。駅で他の観光客と共にイソイソと記念撮影をしまくる。石炭で黒い顔をした機関士のおじさんたちも撮られ慣れている様子で手を振ってくれる。ふと見ると線路脇にはシロツメクサ、オオバコ、クローバーなど懐かしい草花が咲きほこっている。1時間に1本しか来ないひなびた駅で、しばしオオバコ相撲やシロツメクサの首飾り作り、四つ葉のクローバー探しなど、なんだか子供の頃を思い出しながらりゅうりゅうと一緒になって遊んでしまった。 遊び疲れて帰りの列車では心地よい揺れに任せて3人ともついウトウト居眠り、あっという間に到着してしまった。 夕食はホテルのレストランにて。しかし朝早かった事もあり機関車でフィーバーして疲れたりゅうりゅうは、なんと注文をしている間にウトウト~グーグー・・・、そしてそのままついに朝まで起きる事はなかったのである。急遽レストランの椅子を並べて寝かせ、パパとママはそのままディナーを続行。 オススメは旬の白アスパラガスを使った料理との事。白アスパラは日本では缶詰で見かける程度だが欧州ではまさに今が旬でこの時期スーパーに沢山並んでいる。見事なものは普通のアスパラの数倍の太さでみずみずしくて美味しいのだ。迷った末、パパはスープを、ママはグラタンをチョイス、ドイツはスウェーデン同様味付けが大変塩辛いと聞いていたが、ラッキーな事にこのレストランのお料理は薄味で本当に美味しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 23, 2005 08:45:35 AM
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