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カテゴリ:スウェーデンのこと
赤ちゃんの名前は「直矢(なおや」に決まり、おばあちゃまが日本から持ってきた墨汁で命名書を書いて下さいました。
ところで日本では生後14日以内に出生届けを出しますが、ここスウェーデンでは国民総背番号制なので生まれた瞬間にパーソナルナンバー(Personnummer)が付与されています。 で、名前は後日届け出るというか、チャイルドケアセンターの担当の看護婦さんに名前決まった?と聞かれて「NAOYAです」と告げると、あとはコンピューターに登録しておいてくれて終わり、という感じだったと思います。 それに比べて日本に出す出生届け、これはスウェーデン大使館経由で届出をするのですが、このペイパーワークが恐ろしく大変! 大量の書類の作成が必要、全てパパがやってくれていますが、見ているだけでその大変さにクラクラしてきます・・・。 ちなみにこのパーソナルナンバー、スウェーデンに1年以上住むことになったら、まず何を置いてもこの番号の取得が必要です。パーソナルナンバーというのは10桁の数字からなっていて、最初の6ケタが生年月日、その後の4ケタがランダムに選ばれる2ケタ+性別(偶数なら女、奇数なら男)+管理番号だそう。 実際に暮らしてみると、生活すべてがこの番号でコントロールされている事を実感します。 (ちなみにこの番号を取得するためには、パスポートとビザと住民票を持って、税務署に行きます。 この国では、税務署がどんな場合にも重要な役割をはたしているらしく、例えば引越した時も手続きは税務署に行き、そうすると関連役所にすべて連絡が行くしくみになっているようです。) 国民総背番号、これについては賛否両論かと思いますが、とにかくこのパーソナルナンバーのおかげでIDカードさえ持っていれば全ての情報がコンピューターで一括管理されているので生活するにおいて面倒な手続きなどがいっぺんで済んだり不要だったり、教育や福祉の恩恵(我が家の場合は児童手当など)も勝手にというか自動的に受けられると便利である事は確かです。 銀行預金の残高からクレジットカードで何を買ったか、病歴までわかってしまうのはコワいですが・・・。 お名前のついた直矢クン、お目目もはっきりしてきて無事すくすくと成長中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 22, 2005 06:23:38 PM
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