リウマチックなカナダ生活

2009/12/18(金)18:04

学校修了

誕生死(11)

今日で学校が修了しました! 早く終われ、早く終われと思いながら(笑)、なんだかあっという間だったなあ...。行きの車やバスの中で泣きながら通ったことも1回や2回ではなかったし、集中できなくて困った時もあった。クラスメートに一度だけ休み時間の間に大声で「赤ちゃんどうしてる?この前会った時はお腹こーんなに大きかったもんねー。」と言われて廊下に連れ出してなんとか元樹が亡くなったことを伝えたことも...。零下28度の中、遅れた学校へのバスを外で20分も待ったこともありました。 いろいろあったけれど、最後まで続けられたのは、やはり元樹が見守ってくれたからだと思います。元樹がお腹にいた時いっしょに通った楽しかった日々を思い出して、なんとかがんばることができました。 もとちゃん、いつもいつもありがとうね。 学校から帰って来た後、ひどくむなしく感じることが何度もありました。私にとっては元樹が亡くなって世界が壊れてしまったような気がしているのに、何も変わっていない学校。なんだか一人だけひどく取り残された感じがして...。そんな時家に帰って来て天使ママの皆さんのブログを見たり、お話したりして、悲しくてもいいんだな、一人じゃないんだな、みんながんばってるんだな、と思い、元気をもらいました。ここでもたくさん励ましの言葉をもらってうれしかったです。どうもありがとうございました。おかげさまで今日まで通うことができました。 写真は子供病院のクリスマスツリーです。子供病院で亡くなった子供達への飾りだけでデコレーションされたクリスマスツリーがあるので、そこにサポートグループで出会った天使ママパパとだんなと4人で飾りをつけに行きました。2メートルくらいの大きな木がたくさんの赤ちゃんや小さなお子さんの飾りでいっぱい。こんなにもたくさんの小さな子供達が亡くなってしまったのか...そう思うと苦しくて、悲しくて...。いっしょに行った天使ママの「こんなにたくさんの天使ちゃんといっしょだから、もとちゃんもうちの子もさみしくないね。」という涙ながらの言葉に少しだけ気持ちを楽にしてもらいました。お母さんやお父さんの子供達へのせつない想いがたくさんこもった大切なクリスマスツリーです。

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