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カテゴリ:誕生死
最近ずっと考えている言葉があります。9年前に妊娠36週で赤ちゃんを亡くされた、今は2児のお母さんの言葉。
元樹が亡くなってから3人の天使ママさんがそれぞれ私に会いにきてくれました。3人とも知り合いを通して紹介していただいた方で、7年から10年前にお子さんを亡くされたお母さん達。皆とても明るく、職業をもった素敵な女性で、強く、優しい人。辛い時にたくさんのアドバイスをくださる、私の道しるべのような存在です。 そのうちの一人のママさんが、前にこう言われたんです。「私の子供が亡くなったときは、なんでやっと授かった宝物をとられちゃったのって思った。でも今ではとられたのではないと思う。大切な宝物を確かにいただいて、思い描いていた形ではないけれど、今もその宝物は私が持っているのだと思う。」 それを聞いた時、私はなんだかしっくりきませんでした。わからなかったというよりは共感できなかった。元樹を不本意に奪われたという気持ちが強かった私は、「かけがえのない愛しい人をとられたという事実が変わることなんかないのに」と思ったのです。 でも最近彼女の言葉を反芻して、やっとその本当の意味がわかって来たように感じます。元樹が私のもとに来てくれたことはかけがえのない宝物。元樹が逝ってしまったあとも、元樹が残してくれたものや自分の中で日々生きている元樹の存在は大切な大切な宝物。抱っこはできないけれど、成長を見てあげることはできないけれど、私は今も毎日その宝物といっしょに生きている。それは誰にも奪ったりとったりすることのできないものなんだ、と。 元樹がいなかったら、今日の私はずいぶん違うことを考え、だいぶ違った人生を歩いてたと思います。元樹がいてくれたからこそある今日の自分。夢見ていた毎日とは違うものになってしまったけれど、やっぱり天からいただいたかけがえのない宝物は今日も私といっしょなのだ、と感じる日々です。 ハイキングの途中で撮った写真 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
とても深い言葉だよね。
私は元ちゃんのことがきっかけで、『天使ママさん』という言葉を知りました。そして何人かの天使ママさんのブログを拝見しました。 りうちゃんが本当に辛い思いをしてきたんだということが、今までよりもずっとよくわかるようになり、私がりうちゃんにかけてきた言葉は、本当にあれでよかったんだろうかと考えさせられました。 りうちゃんを傷付けるような言葉を発していたとしたら本当に申し訳ないです。ごめんなさい。 (今回の記事の趣旨から外れてしまってごめんね。) 私には妊娠・出産の経験がないけれど、今は姪っ子がいるから、りうちゃんの気持ちに少しは近付けるような気がしています。 私が彼のことで悩んでいる時にかけてくれたりうちゃんの言葉は、私にとって救いの手でした。本当にありがとう☆ だから私も、少しでもりうちゃんの助けになることが出来たら、ってずっと思っています。 これからもずっと応援しているよ!! 元ちゃんがいつも傍にいること、りうちゃんは一人じゃないこと、りうちゃんにも必ず幸せが訪れることをどうか忘れないで^^ (2010.01.22 17:22:47)
宝物の我が子は今もずっと側にいてくれている。
きっとそう思います。 でも、会いたい気持ちが強くて。 めげる日々が多いです… でも青空を見上げて。 今までとは違う気持ちになったり。 そういうのは、教えてもらえたんだと思います。 きっと明るい未来はある。 そう信じて。 前向きにがんばっていけたらと思います。 写真、なんだか不思議な感じですね。 雪のお花が咲いているみたい(^^) (2010.01.22 21:29:57)
私たちは今もかけがえのない宝物と一緒に毎日を生きているんですね。
時間の流れと共に少しずつ、子供たちが私の元へ来てくれた意味がわかってきたような気がします。 前に進みたいと思いつつ、進めない日もありますが、なるべく焦らずゆっくり行きましょう。 写真、雪なのになぜかほっこりします。 ^^ (2010.01.26 16:56:37)
とても素敵な言葉ですね。その言葉には色んな想いや辛さや愛しさが詰まっているように感じました。
以前、どこかで聞いた話なんですが、 私はまだ独身で、その頃は気にも留めなかった言葉です。 『例え、お産してへその緒が切られてしまっても 見えないへその緒がずっと繋がっているんだよ。母親と子どもってそう言うものだよ。』 今、思い出せばとても深い言葉だったんだなぁと思います。 元樹君のへその緒は見えなくても、ちゃんとママと繋がっている。 珠央も私と繋がっている。そう想うと少し心が温かくなりました。 写真の花、雪の精みたい♪で可愛いですね。 (2010.01.26 20:53:32)
みきさん、私のために天使ママさんのサイトを見てくれてありがとう。みきさんが私の思いをわかってくれようとしてるのが伝わって、本当にうれしいです。
天使ママさんのブログにコメントすること、経験した私でさえ思いがずれていたらどうしよう、なんて思いながら書いてます。きっとミキさんには書きにくい時がたくさんあるだろうなあ。きっとたくさん考えてくれてコメントしてくれるんだろうなあ、っていつも思って感謝してます。 ミキさんからもらった言葉にはいつも励ましてもらってばかりだよ!もちろん傷ついたことなんか一度もないし、やっぱりリウマチで苦労されたからこそ、人の痛みがわかるミキさんなんだなあと感じてます。いつも本当にありがとうね!みきさんがここで応援してくれていること、何よりの助けです。 (2010.01.28 07:59:50)
実際にだっこしたい気持ち、ほおずりしたい気持ち、なくなることはないですね。私もまだまだめげます。大好きな我が子を愛しむからこその感情なのだ、と思ってます。
「雪のお花が咲いているみたい」ってすごく素敵な表現ですね!!!きれいな物を見る度にそこに元樹が宿っているような気持ちがする今日この頃です。 明るい未来、信じましょうね! (2010.01.28 08:04:41)
時間の流れとともにわかってきたこと、私も多いです。ゆうわくんやおといもちゃん、元樹はこれからも毎日私達にたくさんのことを気づかせてくれるのだと思います。その全てが宝物ですね!
元樹が亡くなって、雪の中にもある暖かさとか柔らかさに気づくようになった気がしています。 (2010.01.28 08:12:07)
その通りですね。天使ちゃんと私達は見えないへその緒でずっとつながっているんですね。6ヶ月半経った今でも元樹との強い絆を日々感じます。「大事なものは目に見えない」、ですね。
元樹が雪の精になって枯れたお花に宿ってくれたのかな? (2010.01.28 08:16:03) |