エンブレル自己注射 - 一回目!
とうとう、待ちに待った1回目のエンブレルを月曜日に済ませた!月曜の夜、だんなと二人かなりドキドキしながらエンブレルが派遣する看護婦さんを待った。なぜドキドキしたかというと:1.MTXの自己注射はもう6ヶ月以上しているけど、どうもうまくいかないややたら痛いときがあり、注射恐怖症になりつつあった2.カルガリーのリウマチ仲間の一人がエンブレルの注射痕が毎回真っ黒いあざになるから、お腹中真っ黒と言っているから…3.いろいろ副作用を読むうちにどんどん怖くなってきた4.かなり効いているリウマチさんもたくさんいるため、期待と興奮そして7時ちょっと前に看護婦さん到来!さぱさぱした感じの良い人だ。彼女のスパルタ(?)エンブレルトレーニングが次のようなかんじではじまった:1.エンブレルを冷蔵庫から取り出す。注射する30分くらい前に取り出して、室温にもどしておくのがいいらしい。2.私の今飲んでいる薬のことや体の調子を聞かれ、それからエンブレルについての説明をうける。そして、ちゃんと事前に勉強したかチェックが入った。(看護婦さんが来る1週間くらい前にトレーニングブックが送られてきていたのだ。)そしていかに自己注射が怖くないかを説明された。あざも痛みもやり方でいくらでも防止できるとのこと。うーーーん、頭ではわかってもやっぱり怖いぞよ。3.それからトレーニングキットで薬の混ぜ方(粉状のエンブレルと液体を注射器に入れて混ぜる)を教えてもらう。まず看護婦さんがやるのを2回見て、それからだんなと私それぞれトレーニングキットをもらい練習。だんなは「それ、順番ちがう!」と何度も突っ込まれつつ(←アホ)、一生懸命練習。薬を混ぜる際にゆっくり泡を立てずに混ぜることが大事なようだ。それぞれ2,3回ずつ練習。3.薬混ぜ本番。慎重にやったら泡がほとんど立たずうまくできたのでほめられた!理科の実験みたいよ。4.薬をしばらく置いて、泡をさらに落ち着かせる。その間に氷で注射部分を冷やす。今日は右ももに注射することにした。氷があまりに冷たいので、はやくどかそうと努力するが「まだまだ、感覚あるうちはだめ!」と看護婦さんに何度も却下される。5.ももの感覚がなくなったのでいよいよ注射。脂肪をむにゅっとつかんで針を入れる。この時のポイントは45度!90度にしてもいいけど、よっぽどしっかり脂肪がついていないと筋肉に届いてしまうので注意。角度が浅すぎると薬のまわりが遅すぎるのでまたまた注意。針が入ったらむにゅっとつかんでいる手を離して、ゆっくり液体を入れていく。終わったら入れた時と同じ角度で引き出す。血がちょっとでたのでふく、そして少しの間押さえる。さすったりこすったりしてはだめ!このやりかた、ほんとに全然痛くなかった!(ももの感覚ないんだからあたりまえか)そして、注射痕もまったくあざにならなくてきれい!予想外にうまくいったのでおどろいた。看護婦さんに感謝!今までMTXはお腹にだけやっていたのだけど、ももも含めてもっといろいろな部位をローテーションするように注意された。同じところに注射をする回数が増えてくると、皮膚が硬くなったりして注射がしにくくなっていくため。そのあと30分ほど看護婦さんは副作用がないかチェックするためいてくれて、だらだらおしゃべり。そして、心配しただんなのリクエストに答え、2回目(今日です)も出張してきてくれることになった(無料)。ということで結構順調にはじまったエンブレル注射。注射のあとはちょっと疲れたかんじがしたけど、特に副作用のようなものはまだ感じられず。体調の変化もまだ感じられず。効いてくるといいなあ。