エレキインスト1965~1970

2005/09/25(日)12:23

ギターの想い出。

この日記の、初回(9月19日)の画像のヤマハのSA-90という ギターの想い出。 この写真にあるように、三原 綱木が弾いている 白黒写真で、見る限りでは、SA-60で色は サンバーストではなく茶色であると思える。 SA-90を購入する決意は確かこの写真の影響が大 だったと記憶している。 とりあえず、一生物のギターが欲しかったし、 輸入物には手がとどかかない。 アンプも一緒には、買えないから、セミアコタイプなら 音もそこそこでるし、みたいな、動機だった。 ところが、今回あらためて写真を見ると、 下の段のスパイダースのかまやつさんが 同じタイプのギターを抱えているではないか。 これこそが、サンバーストのSA-90であり 私が持っているのと同じではないか。 そう思える。 このギター、30年以上持っているが、 さすがにびくともしない。 ドグルスイッチを一度自分で交換したくらいだ。 フレットもちびてきてはいるんだろうけど さして気にはならない。 むしろ、押さえやすくていいと思う。 それは、新品の別のギターを買ったとき感じた。 このギター SA-90は 昭和47~8年頃に 購入した。 当事で定価¥95,000だったと記憶している そして、専用ハードケースが¥25,000だったと 記憶している。 バンド仲間が、楽器店勤務だったから安くしてもらった が、YAMAHAだから、そんなに値引きもなし。 おまけのトランクももらったが、それは多分処分したと思う。 当事の給料の2か月分以上くらいだったと思う。 ネックはやや太め。丈夫なつくりのためか重い 確か5,5KGくらいである。 バイオリンは数百年もつと言われ、いいものは、値段も 上がっていくらしい。 ギターは、150年もつといわれている 現在は当事の(40年くらい前)の本物と とばれるものは100~300万くらいで取引 されているらしい。 もはや、骨董の世界だね。 一部、投機の目的で値が吊り上げられているという 話しも聞く。 ビンテージともよばれているらしい。 ビンテージを辞書で調べると、 ワインのことらしい。 時を超えて熟成された高級ワイン そこからその言葉を使うようになったと 考えられる。 今また、ブームだし、ビンテージ物は数が限られている から高いし、復刻版が次々と作られている。 我々の時代は、音の記録は、レコードとオープンリール のテープ。 デジタルという言葉すら存在せず、アナログで雑音は 当たり前であった。 使えばそれだ接触による磨耗で消耗していくのだ。 若い人は、車のタイヤが走れば消耗するというイメージ を想像してもらってもいいかも。 今また、それが、デジタルで復活し、こんどは消耗しない。 当事の音源が手に入り、雑音もなくいい音で聴けて 当事のギターが復活して、 ほんとにいい時代になったなと思う。 レコードでもう聴けなくなっていた曲を 何十年かブリに聴いたら、一瞬でその時代に タイムスリップした。 歌詞もメロディーも鮮明に浮かび上がってくる。 決して、脳から消し去ることはできない。 懐メロとは呼ばないみたいだね。 もう、少しすれば、老人保健施設なんかで エレキが鳴り響くと思う。

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