テーマ:詩(908)
カテゴリ:詩
「感情」
わたしを翻弄して止まない粉雪 待ち侘びて 雪の中凍えてしまいそうだ 悲しみさえも今は無い 恋しさや愛しさを棄てて 憎しみや怒りを拭い去り 残るものはただの人形 ”わたし”と云う名の人形さ 欲しくて堪らなかったお前へ 恋しくて堪らなかったお前へ わたしはもう 何も思ってはいないさ わたしはもう 何も思ってはいないさ 感情を亡くしたわたしは きっと もう誰も愛することは無い わたしはもう 誰も愛しはしないさ 今もなお 雪は踊る わたしを弄ぶ お前のように **** 「檻」 手錠を掛けて もう僕がどこへも 行けないように 手錠を掛けて もう貴女から 離れられないように 束縛してください 僕を貴女の愛で縛ってください ああ 僕は狂ってる? そう そう思ってくれれば良いさ ああ 貴女も狂ってる そう もっと口付けをください 僕は檻の中 貴女という 檻の中 縛られ動けずにいる 僕は貴女の下僕 ******** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月01日 12時55分35秒
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