テーマ:☆詩を書きましょう☆(8465)
カテゴリ:カテゴリ未分類
君に与えられるものなら 幾らでも持ってる この狂おしい心も 君しか映さない役立たずな瞳も 全部君にしかあげない 掌で眼を覆って 君の感覚を感で捕らえるんだ 風の啼く音 澄み渡る星の雫 君の全てを全身で感じて 涙が溢れるのは何故 本当はわかってるのに 気づかない振りをしていたいんだ ああ 確かに これは君の香りだ 懐かしく 愛しい 一方的な愛に嘆き朽ちた 君の果敢無き香りだ 全てはわたしが壊した 愛になるはずだった愛も わたしの所為で 恋と成る 君に与えられるものなら 幾らでも差し出してみせよう 想いを綴るしか出来ない唇も 君の詩に囚われたままの耳も 温もりを追い求める腕も 君の足跡を辿る血染めの肢も ああ 全てが 嘘と幻に彩られた世界 その中で君が彷徨う 我侭な恋の果て 絶望と悲しみに彩られたわたしの心 全て わたしが壊した 愛しい君も 優しい君も 全て わたしが壊した 愛しい君も 優しい君も 愛になるはずだった愛も 一方的で我侭なわたしの想いに 灰となり わたしを遺して 風と舞う ******** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月11日 18時51分25秒
コメント(0) | コメントを書く |
|