テーマ:詩(904)
カテゴリ:歌詞
割れた鏡が空を写す 夢に折れた翼のように 君は言う なぜここまできたの? 幻の森はもう抜けて 今はもう隠れて見えない 君は言う なぜここまできたの? 何も無い 霧は白く白く 道を隠した 声に心が乗せられるなら 遠い風を越えて 君に伝えるだろうに 僕の声はもう枯れてしまった 冬を越えられない 木の葉のように 雲間に唄がざわめく あの日歌った幼い唄 この手から 零れ落ちたすべて 僕は なんて小さい 空に想いを描けるのなら 遥か夜を越えて 君を伝えるだろうに 僕の手は小さすぎたんだ 掴めると信じてた 小さな世界のなか 砕けた夢はどこへ帰るの? 失くした空はどこに消えるの? 歌えない唄はどこで響く? 僕の声はまだ伝えられる? 割れた鏡が空を写す 夢に折れた翼のよう 僕に心が残っているから 朝の光を背に もう一度旅立つんだ 声は枯れても この両手で 明日を切り開いて 空を見上げて 幻の森はもう抜けて 振り返ることもなく 僕は歩きつづける ++++++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月19日 01時41分52秒
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