テーマ:詩(903)
カテゴリ:戯言
湖に映った月 揺らめきそっと落ちる影 それはおとぎ話のように 緩やかに時の音を告げる 流れたひとつの星 願いごとをいう間もなく 目を瞑れば無限がそこに 耳を塞げば静寂がそこに ぼくは世界に満たされている ぼくは心を夜に開け放した 涼しい夜風が心の裏側に触れる 空に溶け込んだぼくは 湖に映しきれないほど 夜も空も風も 水に映る月も ぼくの大切な者達 ぼく自身がそこに広がる それは永遠に近いのかもしれない ぼくは永遠を手に入れたのかもしれない 永遠は時限ではない 永遠は一瞬に感じるもの すべての糸がぼくにつながって ぼくがすべてにつながったとき 初めて感じられる だからぼくはいえるんだ 永遠は一秒の中にも存在する、と +++++++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月26日 22時17分10秒
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