~微風に舞う花びらのように~

2006/03/12(日)21:40

砕けた気分。

つらつらと日常を語る(132)

今夜は月は見えないのかな。 窓が曇って外が見えない。 目の前が開けたのか、それとも閉じたのか、 僕にはそれすらわからないのに。 今は束の間の休息に、ただ身をゆだねるだけにしよう。 深く考えよう。 落ちて落ちて落ちてしまえば、 きっともう何も考えなくなる。 眠ってしまえば良いさ、そう深く。 僕は月が好きだ。 霞に薄く隠れている、恥ずかしがり屋の月。 いずれ遠くに遠くに、見えなくなってしまうだろう。 だから、君をただこの目に焼き付けていたい。 ただそれだけのこと。 夢の中で空を飛んだ。 僕は夢を夢だと思わずに、空を翔けた。 世界は黒く歪みきって、救いが無いように思えた。 それでも、まだ世界は白く美しかった。 想うこと、思うこと、 願うこと、信じること、 見ること、逃げること、 諦めること、疑うこと、 砕けた気分だね。 まるで枯れた向日葵の惨めさ。 それでいてとても暖かいのさ。 +++ 要するに、卒業式あとで眠いと言うこと・・・。

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