今年1月からスタートしたある企業のコンサルティングプロジェクトが終了した。契約は1年間なので、ひとまずこれで終了!プロジェクトメンバーの皆様は日々の忙しい日常業務の合間をぬって、夜遅くまで大変だったと思います。皆様本当にお疲れ様でした。
さて、本日の授業は人的資源管理論である。「エンプロイヤビリティ(雇用される能力)」がテーマであった。アメリカではこの能力が労働市場の流動化を促進するともてはやされてきたようだ。ドラスティックな雇用形態をベースとするアメリカならではの発想だ。一方、日本における「エンプロイヤビリティ」の考え方は、他の会社でも使える能力だけど、自分の企業の中で発揮できる能力じゃなくっちゃ意味がない」ということらしい。つまり、「私の会社の為になる能力を身につけてね。だから能力開発の援助をしますよ。そのかわり簡単にやめないでね。でも経営が苦しくなったら、辞めてもらうかもしれないのでその能力を使って他の会社で働けるように準備してね」ということである。アメリカで発信された言葉に終身雇用の解釈を付け加えた点は、なんとも日本らしい。
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最終更新日
2004年12月22日 17時54分59秒
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