2014/09/27(土)09:16
戯言(自分の敬老の日)
今回、自分のご褒美に日帰りのバス旅に行った。
南三陸から帰って来て、数日後であったが予約をしていたので
行ったのである。
私は食いしん坊なので、食べ放題なる企画であれば
直ぐに行きたがるのであるが、食べ放題であまり満足した事は無い。
今回も「マツタケご飯とカニ汁の食べ放題」なるものであったが
結果は予想外れであった。
ただ、自分には敬老の日のご褒美として行ったのであるが
行った先が群馬県なので、カニ汁は期待していなかったが
マツタケは期待したが、残念かな外国産の冷凍マツタケであり
美味しいとは思わなかった。
元々マツタケなる物を美味しいと思っていないし、
皆さんが騒ぐほど旨いものとは思っていない私なのであるが
皆さんが騒ぐので群集心理からか、つい乗ってしまったのである。
ただ、マイタケやその他の新鮮なキノコ類が産地なので
それが美味しかった。
カニ汁は私の思った通り、期待はずれであった。
同時に私はお土産を買う事が多い。
私の性格は人から勧められると、つい買ってしまうのである。
デパ地下などで、味見用の物を薦められると、買わないと悪いと思い
買ってしまうのである。
今回もバスの中でお土産の注文用紙が配られたので、
既に注文しているにも関わらず、お土産店で進められて買ってしまった。
それが相手も考えているのか、タイムサービスと言って
定価より30%近く値下げして売るのであるが、
これが相手側の手口である事は分かっていながら、買ってしまった。
中南米で仕事をしていた頃、日本人ほど簡単に騙し易く
物をたくさん買ってくれる人達は居ないと言って、
日本人の団体客が来ると分かると、普段の値札の2倍の価格の
値札に変えて、日本人が来ると、そこから50%値引きすると
喜んで沢山買ってくれると聞いた事があるが、
今回はそれを日本で遣られたように思った。
地方のお土産店も考えているのであろうし、バスツアー等で
団体客が来ると良い鴨が来たと思い、私のような日本人独特の性格の
連中を捕まえて、値引きをして売りつけるのであろう。
中南米では私は、値切を必ずやっていたのであるが、
日本に帰って来てからは、値切る事をしなくなった。
関西の人達は値切る事をするが、関東から以北の人は
値切る事が恥ずかしいのか、殆どしない。
これはカッコつけているのであろう。
簡単に言えば「良い振りこき」なのであろうし、
周りがそうしないのに自分だけ値切るのは恥ずかしいと言う心理である。
私は完全なる関東以北(北海道出身)なので、値切りはしない。
だが、ドミニカ共和国に4年間行っていた時は、値切り倒した。
デパートでも値切ったし、路上販売などは、必ず値切って買う。
私は花が好きだったので、スーパーの外で売っている花屋に良く行って
値切って買うので、相手が、又来たかという嫌な顔をされても値切っていた。
所が日本に帰って来ると、それをしなくなってしまった。
やはり日本人のカッコつけが出て、恥ずかしいと言う気持ちが
先に立ち、値切る事はしなくなった。
これは日本人の習慣と、その様な教育から成されているのと
元来、日本人は海外に行くと、恥ずかしいと言う気持ちから
解放されてしまうのであろう。
前にヨーロッパに観光で行った時に、おばさん連中が大手のメーカーで
騒ぎ値切り倒していた光景を見て、嫌だなと思った事があるが
それを自分もやっていたのであるが、弁解になるが私の場合は
途上国だったので騙す事が当たり前であり、自己防衛で行ったのである。
でも日本でも観光客相手に、地方のお土産店も日本人の心理を
付いた売り方を行っている事に、今回は気が付いた。