矢口竜二のブログ

2016/11/21(月)07:01

今年の戯言11月(一言多いかな???)

昨日の、また、また続きであるが、イジメに関してはある程度のパターンがある。 これは、あくまでも私の考え方であるが、イジメる側は力と集団で行う場合が多い。 そこには集団を纏める子供が存在するが、イジメを抑えるにはそのトップの子を判断して指導を行わない限りイジメは無くならないであろう。 私も教えた経験で、私の科目は教えて居なかった自動車整備科の生徒は暴走族グループが多かった。 私は意外と気楽に話しかけるので、その子達とも良く話をして居たのであるが、その子達もグループ化して居て他の科目のクラスの子は近づかない。 これは危害を避ける為の自衛手段であろうし、そこに入って使いパシリをさせられる事は目に見えているからである。 私の子供時代に施設で育ったが、学校も施設も子供の集団生活を行って居たから、子供の心理状況は一般の人よりは、分かる部分があるし、同時に悪もやった経験もある。 悪はグループ化する傾向が強く、相手の弱い部分を見極めて仲間に引き入れるのであるが、その子を判断する場合は孤立化して気の弱い子を狙う。 悪グループは、家庭等で何らかの問題点がある子が多いので、そのストレスと寂しさから仲間意識が生まれそこで力がある奴がグループを先導する事が多い。 また、違う部分では力のある子供をトップに持って来させ陰で操作するタイプのグループもある。前記のグループは、先導する子を指導しなければならないが後記のグループは二人の指導を行うが、指導方法を変えて行う事に成る。 ただ、グループの子供達は、意外と入り込むと単純であり接しやすい子が多い事と、寂しさからグループ化する傾向が強いので、その寂しさを理解してその子の良い部分を引き出してあげると、新たな行動を起こす事が出来る。 私は専門学校であったが、悪グループとよく話が出来たのは私も悪かった時期があり、それなりに、その子達の気持ちが分かる部分があるので、良く話をして居た。 彼たちは、その様に中に入って見ると、意外と単純で自分なりの悩み等や、何故にグループ化するかも言ってくれる。 確かに学力的には劣る部分はあるが、逆に気持ち的な部分では心を開くと接しやすい部分が多かった。 私の場合は、前にもブログで書いたが、施設と学校での差別や偏見を自分なりに克服して来た部分があるのでそこから抜け出す事が出来たが、今回の手記を公開した子も成長と供に自分を見つめ直して、大きく成長すると思う。 問題は、子供社会を取り巻く、学校や親が考え方を変えて教えて行く方法を、再度行うべきであろう。 教育は人を作る事の原点に立ち、学力も重要であるが子供達の個性を尊重しながら、良い所、悪い所を判断して子供の立場に立った方向を向くべきである。 また、PTAも、親としては子供の将来を考えている事は分かるが、学校側に責任転嫁するのでは無く、大人として子供を見る目が必要に思える。 家庭内でも、学力だけでは無く、人としての教育もすべきであり、これからは、その部分も大切だと思う。 子供の劣等感を判断して、良い部分を伸ばす事がイジメを少なくすると思えるし、それを支えるのが大人達の役目であろう。

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