矢口竜二のブログ

2019/03/27(水)06:38

今年の自分3月(あのプログラム言語も還暦か・・・)

私がコンピュータを始めた頃は、プログラムは アッセンブラ言語であったのと、後は機械語を操作して 修正していたが、次に使った言語はCOBOLであったが、 その言語も還暦を迎えたという。 特に事務系のシステムはCOBOLが主流であり、 初期のCOBOLはアッセンブラ言語を行った人が作成したので、 構造化がマチマチであり、それでは問題が多いので、 構造化が進んだが、人それぞれに使う項目名が違うので パッケージソフトの修正に時間が掛かった。 私も初期のCOBOLから言語を使ったが、メーカーによって 構文が違い、コンパイルが行えない事もあり、苦労した事を 思い出す。 そのCOBOLが還暦であるとは、その前からコンピュータに 携わって来た私の年齢が分かるであろう。 それだけ長い期間ITと関わっていたのであり、コンピュータの 最初の頃は、一般の方は何でも出来る物だと思っていた。 それが今やITは当り前の時代になった。 ただ、私は事務系のシステムを構築したのでCOBOL言語を 使ったのであるが、それ以外ではPascalやC言語なども 手がけたが、今は多くの言語が出だした。 確かに構造化でソフトの作成効率を考える事が多かったが アッセンブラは個性が強いプログラムが多く、解読が難解であり それを引き継いだCOBOLも初期の頃は、個性が強いプログラムに なってしまっていた。 それを考えると構造化が進んだ、現在のプログラム言語は楽になった。 私がブログに書いたが、AI擬きシステムを30年前に作ったのも COBOLで作成したが、膨大な長さになり、プログラムを 分割しなけば記憶容量が付いてこれないので、分割して作った。 膨大になったのはデータの判断が多過ぎて、色々な判断ルーチンが 多くなり、そこになければ、別な判断データを探していたからであり それを行ったのは学生に教えている時で、授業が無い時は コンピュータ教室に籠っていたのである。 あのCOBOLが還暦であるが、今でも多くの企業が メインフレームでCOBOLシステムを使っている所が多いと言う。 現在の人達でCOBOLを遣る方が少ないので、 居ても50代後半の方が多いであろう。 その為に企業もシステム変換を行う為に、新たな言語で システム構築するには、経費が膨大に成り兼ねない。 それはCOBOLで作成したシステムは、色々な処理を膨大に 入れられるので、それを追いかけるだけで苦労するし、 特にパッケージプログラムになると、新規に開発した方が 早いと思うくらい解読が面倒である。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る