コンドラチェフの波

景気の循環には特徴的なパターンが見られ、約50年の周期（産業の技術革新により発生する）で循環しているという、ソ連の経済学者コンドラチェフがイギリス、フランス、アメリカ等の卸売り物価指数、公募価格、賃金、輸出入額、石炭、鉄鋼生産額等の長期的データを分析し、1922年に発表した。今のインドがこの好循環の始まりの時期にあるので、今また注目され始めた。 契機変動の波には他に、クズネッツの波（周期20年。建築需要）、ジュグラーの波（周期10年。企業の設備投資）、キチンの波（周期40ヶ月。企業の在庫額）などがある。