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日常の記録

日常の記録

たくさんの人が来てくれた

通夜にも葬儀にも、ものすごく沢山の人が来てくれた。
葬儀社の人と「どれくらいの人数になりますか?」と相談しているときは、「さあ、、、、大して多くないと思います」と答えていたのに。
どこから聞きつけたか、夫の前の会社の人達もいた。
私の仕事仲間も、丁度書士会のイベントがあったにも係わらず、駆けつけてくれた。
驚いたのは、美佳莉やヒロの学校の人達が沢山来てくれたことだった。

この時私は自分でも不思議な感覚がした。

きっと、最前列に並ぶ美佳莉やヒロを見て「可哀想に・・」と思ってくれているんだろうな。。。でも、この子達は、来てくれた子達の誰にも負けないくらい、いや、誰よりもいっぱいお父さんに遊んでもらったり教えてもらったり、沢山沢山色んなものを貰ってきたんだよ。
この先一緒にいるはずだった年月の分を合わせても有り余るくらい、沢山のものを貰ったんだよ

そう自慢したい気がした。


最後の挨拶は、義兄がしてくれた。
だけど私はこの時も、自分たち4人の家族がどれだけ幸せだったか、みんなに知って貰いたかった。
だって、こんな事になる前から、毎日のように「彼(夫)と出会えたのは、これこそ神様の計らいに違いない。お父さんがいて、美佳莉とヒロがいて、こんなに幸せでいいんだろうか?」って思っていたから。


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