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2006年01月11日
カテゴリ：読書
「もし、かしこいなんていうことが世間に知れたら、お前は一生、結婚できないことぐらい分かっていような」（と王様がアリーテ姫に言う）。 ジブリがアニメ化したフェミニズム童話の原作を読んだ。 アリーテ姫の冒険、著者：ダイアナ・コールス ／ロス・アスキス 出版社：学陽書房 ちなみにアニメの感想はコチラ。 なんとアニメ、原作より地味になっている。ちょっと驚き。 原作のほうはよくある三つの試練の克服。 アリーテ姫が魔法使いに与えられた無理難題（不成功だと首を落とされる）に挑む。 魔法使いは夫でもある、という設定だし、 父親である王様は金に目がくらみ 娘が試練を克服できなかった場合、殺されても仕方ないと同意する。 イヤハヤ。なんか潜在意識に刷り込もうとしているのだろうか。 話を元に戻すと三つの試練は １）魅惑の森の魔法の水 ２）金色の鷲の巣のルビー ３）銀色の荒馬 それぞれ一風変わった女性らしいアプローチや、計略で乗り切ってゆく。 この辺がもう少しトリッキーだと良いのに。 大きな活字で70ページ弱。スラスラ読める。 私は割りと楽しめた。 もっと「フェミニズム養成ギプス」みたいな内容かと思った。 原題は「クレバー・プリンセス」。 冒頭の王様の質問に対する答え。 １）賢い女は男をだまして結婚する ２）人工授精で妊娠する ３）結婚しなくても良いじゃない、と判断する ４）起業して大金を稼ぎ、主夫を養成する 私は賢い女性って好きです。 話してつまらない人って困る。 占いの話とか延々とされると、石になっちゃう。 三つの試練 １）女性の買い物に８時間付き合う。両手に荷物を持たされる ２)まずい手料理を飲み込み、かつ「美味しい」と誉める ３）投げつけられた皿をかわさずに耐える ↑ マチスモ？童話。  ↑ アニメ、品切れみたい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
ダンナの母親と話したら、占いの話と料理の話と健康の話です。
石になった上にいつのまにか鍾乳洞にまでなれるかも。 (2006年01月12日 11時26分49秒)
＞ダンナの母親と話したら、占いの話と料理の話と健康の話です。
↑ 細木数子でしたっけ。 「あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝」ちくま文庫、佐野眞一の一章が細木に触れています。 ある意味たいしたもんだ。 ＞石になった上にいつのまにか鍾乳洞にまでなれるかも。 ↑ 心の中の「ツノ」が１センチ伸びるのに３分？。 でも何でそんなに占い信じるのかね？ 馬鹿だからか（暴言スマン）。 (2006年01月12日 11時38分50秒)
宮崎さんは、かわいくてしっかり者な女の子が大好きですよね。この原作はいいターゲットになったんですね。
占いはげんかつぎぐらいにしたいですね。 (2006年01月12日 23時50分08秒)
＞宮崎さんは、かわいくてしっかり者な女の子が大好きですよね。この原作はいいターゲットになったんですね。
↑ ナウシカとかラピュタのシータ、そうですよね。 かわいくてしっかり者な女の子←意外と？少ないんですよ。 男がチヤホヤしちゃうんでしょうか。 仕事ができない、あるいは遅い美人って多いかも。 と知りながら、レジではついつい美人のキャッシャーのいるところに並んでしまう私。業が深い。 ＞占いはげんかつぎぐらいにしたいですね。 ↑ 占いで物事がうまくいくのなら、楽ですよね。 弊社では生年月日も風水も血液型も関係なく、皆一様に日々辛酸を舐めております（笑）。 (2006年01月13日 01時03分09秒) |
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