2006/09/23(土)06:48
マレー半島すちゃらか紀行
若竹七海+高野宣李+加門七海
新潮文庫
1994年、ミソヒト文字の女性三人による16日間のマレーシア本島紀行。
虎ほどは大きくないので「ネコブル」と命名したトラブルの数々。
そこはそれ、年齢詐称(23歳!、次は28歳)の美女軍団?
救いの手があちこちから差し伸べられるのだった。
※文庫版315、後書き=男はゴミのように扱われるだけ、とのこと。
ジャングルトレインに乗り、バトパパ(金子光晴)も訪問。
タバコプカプカ、海にてダイビング。何かと元気が良い。
ネコブルの大半はご本人たちの準備・下調べ不足と、テーゲー主義によるもの。
図書館の本。
各章ごとに地図はあるが、写真は皆無に等しい
さらさらと読了。もう絶版みたい。
p115 イギリス軍の軍曹だったマレー人?男性
「日本軍につかまって軍刀で3回頭を切られた」
日本語しゃべれる。歌も歌う。
クアラルンプル→タマンヌガラ(国立公園)→ジェラントゥット→
ジャングルトレイン→バトパハ→マラッカ→ティオマン島
クアンタン→クアラルンプル
27 ホテル天井の矢印、メッカの方向
83 カンコン=朝顔の茎を炒めた料理。ちょっと苦味あって美味。
145 マレー語放送局。ラマダン中は日の出・日の入り時刻が都市別分刻み
160 「MAKARA」の謎
164 「ババ・ニョニャ料理」中国系の人たちが作った家庭料理
174 ティオマン島=「南太平洋」のロケ地
200 鍵束。ドアの強引開け
239 マタハリ=太陽、☆=ビンタン、海=ラウ(マレーシア語)
263 パティック=蝋けつ染め
目次
成田出発・クアラルンプル泊
クアラルンプル 1 旅はネコブル世は情け
クアラルンプル出発・タマンヌガラ(国立公園)泊
タマンヌガラ―ムーンライト・ロマンティックに気をつけろ
タマンヌガラ出発・ジェラントゥット泊
ジェラントゥット―線路は続くよ駅はどこ?
ジェラントゥットをジャングルトレインで出発
ジャングルトレイン―ミルクティーもこぼれるLONG TIME TRAIN
バトパハ泊
パトパハ―バトパハ探偵団、玉砕の巻
バトパハ出発・マラッカ泊〔ほか〕