ヘフレレ

2009/01/27(火)15:01

ラットマン

読書(1296)

道尾秀介、光文社 タイトルと表紙の写真から、遺伝子操作の変てこ系作品?       ↓ と思ったら、意外にも端正な推理小説だった。 2009年のこのミスで10位。 うん、なるほどという伏線。 主人公は1975年生まれで素人バンドのギタリスト。 20数年前の姉の死にまつわる謎と、 現代の事件=妊娠中の恋人が貸しスタジオの倉庫で死亡する。 おーっという大トリックじゃないけれど、 これはこれでOK。    ↑ ラットマンは、心理学で出てくる図形。 上列だけを見ていると右端は人の顔に見えるが 下列だけを見ると右端はネズミに見える。 たとえば同じ「0」でも、 7→8→9→0と出てくると「ゼロ」 L→M→N→0と出てくると「オー」に見える。 先入感のなせる業。 読了するとなるほど。 おまけ:エアロスミスの「Toys In The Attic」 ついでにこのミスリストを更新→→コチラ

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