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カテゴリ:お仕事
看護学生さんの実習終了カンファレンスに参加しなければならない竜之介。
竜之介はなんと「臨床指導(補佐)」という役付けなのですよ。ウヲウ! その中で。看護教務の方が言い出した。 「さぁ、なにか助産婦さんに質問はない?」 一瞬考える学生さん達。 そして一人の学生さんが手を挙げた。 「どうして助産婦になろうと思ったんですか?」 悩む竜之介。 別に悩む理由なんてないケド・・・。 「看護婦になる前はお産に感動して 出産という場面に立ち会いたいと思ったからですよ。 でも就職したら、あまりの人工妊娠中絶の多さに悲しくなって なにか自分なりの答えを出せると思って助産学校に行きました。」 へぇ~と言う顔で学生さん達が顔を見合わせる。 すると他の一人が 「では、何故学校を卒業してからすぐ学校にいかなかったのですか?」 ・・・・なんか責められてる気分。 だって。。。本当の理由は 振られた元彼の新しい相手が社会人だった という(今思えば)つまらない理由が第一。 まぁ、当時は本気ですよね、若いんですカラ(笑) そして受験勉強をしていなかった ・・・というしょーもない理由が第二だったのですが 「色々経験してから学校に行くのも、新しい何かが見えるための 準備になると思って^^」 ウソをつくな、ウソを!!!! んー。でもまぁ結局は新しい「何か」が見えて 今はその活動にまで実を結ぶことができてるんだしね。 最終的にはウソじゃない。うん。 すると学生さんが目をキラキラさせて 「自分の答えというのは見つかったんですか?」 ・・・と聞いてきた。 いや、そんなに簡単に見つかるような答えなら なにも助産婦になることはないのですよ(^^; 「学生さんも、今までに生きてきて人生の答えってまだ出ないよね。 それと同じで、毎日見ている中でずっと答えを見つけていくんだよ。 だから日々答えが変わるし、新しく知りたい事も増えるんです。」 いいこというじゃん!竜之介。 でもこれだけは適当な私でも本当に毎日そう思ってる。 学生さんたちは目を輝かせて聞いていた。 私も看護学生だった頃 こうやって看護婦さんたちの話を聴いて 自分もあんなふうに輝きたいと胸をときめかせたもの。 実際には、給料が安いだの 勤務がキツくて死にそうだの(事実ですよ、事実!) なんか俗にまみれた愚痴ばかり。 学生さんたちをみて、私も頑張らなきゃなーと改めて感じた 竜之介でした。 格好いいこといってるけど、結構俗にまみれた指導者でごめんね、学生さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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