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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌
平岩正樹医師の本を読みふけっていたら、ほぼ1年ぶりに医者の友人から電話が来た。
かれは最近、都心に個人病院を開院。株式投資もやるし「病院はサービス業」と断言するかれの病院は順調な船出をしているらしい。 それはともかく、いい話を聞きこんだ。 かれは独立するまであちこちの病院でアルバイトをしていたが、PET-CTを長いことやっていたという。 その経験から「あれはダメ。癌の早期発見、特に消化器系のそれには役立たない」と断言。 平岩医師の本にPETのことが出てこないので不思議に思っていたところだった。本を書いたころはまだあまり普及していなかったのかと思っていたが、PETが喧伝されているほどのものではないことを知っているような気がする。 消化器系の癌の早期発見には何と言ってもカメラがベスト。PETは肺癌の早期発見にはいいが、CTの方がいいという。 200種類ある癌のうち、多くの人がかかる癌は10種類程度で、ほかは稀。その稀な病気を心配してもしかたがない。 しかし、稀ではない癌については早期発見に真剣になるべきだ。 早期の胃癌なら内視鏡で済むし、1センチ以下の癌とそれ以上の癌では治療成績が大きく異なる。 がんセンターに毎日行っていると、いろいろな話を聞き込む。 口元にできたホクロが気になって占い師に見てもらった。「そのホクロは幸運をもたらすホクロだから大事にしなさい」と言われ、そのままにしておいた。 すると、どんどん大きくなっていく。 病院に行くとメラノーマ(悪性黒色腫)という診断。すぐに手術。とったところにはお尻の皮膚を移植したそうだ。 幸運どころか、死を運んでくるホクロだったのだ。 悪性黒色腫は乳癌と並んで自分で発見することができる数少ない癌のひとつだが、もし転移するとやっかいで危険。 むかしからあるホクロが固くなってきた、大きくなったといった場合には要注意。 足の裏にできやすい、新しくできたホクロを傷つけてはいけないとか、「知ると知らないとでは大違い」になることは多い。 別の本ではテキサス大学のMDアンダーソン病院がアメリカで1、2を争う癌専門病院であることを知った。 外国人専用外来もあるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 25, 2005 01:20:54 AM
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