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カテゴリ:癌
「この2週間の悪化のペースは速く、きびしい状況です。このペースが続くと余命は2週間、長くても数ヶ月でしょう」 最近替わった、緩和ケアが専門の医師がこう言った。 痛み止めの投薬のせいで、この数日は母に認知障害が現れていた。食事も全くとらなくなったため、頼みの綱の抗がん剤ゼローダも使えなくなった。 やはり、緩和ケアと治療とは両立しないものなのかもしれない。 母は、飼い猫のサクラを可愛がっていた。夜中に、痛みを訴えながらも「猫、猫、早く、早く」と言った。名前を聞くと、ちゃんと覚えていた。 いずれにしても母に残された時間は少ない。 告別式も含めて形式的なことはいっさいするつもりがない。 そうすると、事前に準備しておくべきことはむしろ多い。 再発・転移がわかってから1年が過ぎた。せめて母の80歳の誕生日である8月8日まで生きてくれたらと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 3, 2006 11:39:33 AM
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