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カテゴリ:読書日記
放射能汚染をきっかけに食べ物の安全性にあらためて関心を強くした。ふだんから意識してはいるが、だんだんとルーズになるので、ときどきこういう本を読んでブラッシュアップするのはいいと思う。
野菜には農薬、果物には防カビ剤、養殖魚や畜肉には抗生物質・・・それに加えてセシウムやストロンチウムを心配しなくてはならなくなってしまった。 いちばんいいのは食べる量を減らすことだ。半分に減らせばリスクは半分どころではなく減るだろう。そうして、安全と思われるものだけ食べるようにすればいいだけのこと。ただ、家で自炊している分にはかなり選べるが、外食では難しいことが多い。そうしたとき、こういう本の知識は少しは役に立つ。 たとえば、農薬をたくさん使わなければ栽培するのが難しい野菜(シソやパセリやセロリ)や収穫直前に除草剤をまく北海道産のジャガイモ、最も危険な果物であるサクランボは避けるといった具合。 有機食品を食べている人はそうでない人より5割ほど精子が多いらしいが、ほんの少し気をつけるだけで健康被害を最小にできるケースは少なくないだろう。この本はもう古い(2005年)ので現在は(放射能汚染以外は)改善されていると思うが、価格にかかわらず安全なものを食べる方が結局、個人にとっても社会にとってもプラスになる。 30年ほど前、豚を共同で一頭買いしていたことがあるが、あれよりおいしい豚肉にはその後ほとんど出会ったことがない。調べてみると北海道にも抗生物質を使わないで豚を育てている牧場があるようなので、素性のわからないものを買うのはやめ、「お取り寄せ」の機会を増やしてみようかと思う。 旅行も、ただの物見遊山ではなく、こうした牧場や農場を見学したりするといいのだろう。 あまり神経質になるのも考えものだが、何も考えないのはもっと考えものだ。この本の目次を読み、気になるところを読むだけでずいぶんと食べ物の安全性に対するスキルは高まると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 29, 2012 08:42:01 PM
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