投資の余白に。。。

November 25, 2012
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カテゴリ:読書日記
2010年1月に知人が温泉入浴中に突然死した。実際には入浴中ではなかったらしい。事件性がないということで病理解剖はされなかったが、心臓突然死の可能性が高いと思った。
突然死した人は周囲に決して少なくない。祖母は二人とも心臓麻痺で亡くなった。近所の元炭鉱マンも通院したその日の夜に死んだ。高校生のころ、上級生がサッカー中に突然死したこともある。この人のばあいは遺伝性で生まれつき心臓に欠陥があり、親は覚悟していたということだったが、いつでも誰にでも起こりうることと感じた。
そんな経験から心臓突然死のベースになる知識を得たいと思って読んだのが「あなたの心臓に潜む危機」というサブタイトルのこの本。
新書なので平易な本を期待したが、語り口は易しいものんp内容は高度。入門書としてはあまりすすめられない。すすめられないが、インフルエンザや風邪を軽視しないこと、AEDが作動する前の心臓マッサージが大事だとか、頚動脈への刺激で失神したりすることがあるとか、入浴は40度以下で半身浴がいいとか、心房細動を防ぐためのいくつかの方法、さらには心臓突然死の治療と研究の最前線を俯瞰できる本ではある。
ただ全体としてはいかに心臓突然死の予測や予防や治療が難しいか、原因究明があまり進んでいない現実が多く語られているので、「これなら気にしてもしようがない」と思ってしまう人は多いだろう。
ただ繰り返し説かれるできるだけ早期の対処とか、複数のAEDの準備の大切さなどは医療関係者にとどまらず知っておく意味がある。
著者が心臓専門医になったのも友人が突然死したからだという。別れの時間もなくやってくる終焉。こういう悲惨な死を避けるために知っておくべきことの概略はわかる。






最終更新日  December 11, 2012 09:10:48 PM
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