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投資の余白に。。。

投資の余白に。。。

February 28, 2013
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東京に行くと驚くのはレイシスト(人種差別主義者)の跳梁跋扈である。職場や学園・地域に拠点を持つことができない(大衆運動のセンスのない)彼らは、主にウィキペディアなどWEBへのデマ書き込み、排外デモの動画アップロードなどで心情的同調者を集め排外的行動に動員している。

そもそも日本は世界175カ国が批准している国連の人種差別撤廃条約に加入している。この条約の第1条では差別を「政治、経済、社会、文化的またはその他のすべての公の生活分野において・・・・人種、皮膚の色、門地又は民族的出身に基づくあらゆる区別、除外、制約または優先をいう」と定義している。この条約が定義する差別はきわめてひろい。

さらに第4条では「当事国は、事情により必要なときは立法を含むあらゆる適切な手段により、いかなる個人、集団または団体による人種差別を禁止し、終わらせ」「人種差別の宣伝・扇動、人種差別にもとづく暴力行為やその扇動、そして、これらを目的とした団体の結成や加入、さらに、これらに対する公的機関の関与や援助、など全て犯罪とみなし、処罰すること」を求めている。

小澤征爾がえらいと思うのは、黒人や日本人の優秀な奏者の再任用を拒否したサンフランシスコ交響楽団の指揮者を辞任し、絶縁したことだ。小澤征爾を失ったこのオーケストラはその後ながい低迷期に入ったが、自業自得だ。

レイシストは犯罪者であり、処罰されるべきなのだ。ところが日本政府はこの条約に違反し立法行為をサポタージュしている。在特会や「新しい歴史教科書をつくる会」などは存在自体がゆるされるものではないのだ。

国際法に照らせば、魚釣台諸島や独島、クリル諸島(いわゆる北方4島)は日本の領土ではない。それぞれ中国、韓国、ロシアの領土である。クリル諸島について言えば、ロシアの領土ですらなく、アイヌ民族の領土である。

にもかかわらず、多くの日本人が領土問題では国際法を無視した国粋主義者と化している。日本共産党も国益主義にからめとられて民族排外主義に協和している。

わたし自身は、労働者階級に祖国はないとするプロレタリア国際主義の立場、ジョン・レノンが「イマジン」で歌ったような無政府主義の立場をとる。したがって、「あらゆる国家による領有権主張に反対」する。魚釣台諸島問題では、日中両政府に反対し中国国内の反政府運動と連帯する立場をとる。

こうした中、2月17日には「レイシストしばき隊」が新大久保における在特会の反韓流デモに対して抗議の意思表示を行うなど、日本でも「反レイシスト運動」が広範に巻き起こりつつある。

この「レイシストしばき隊」には残念ながら参加できなかったが、レイシストに反対する方法をいくつか考えてみた。

在特会は新大久保の韓国料理店を襲撃している。それなら、レイシストが排撃する国の商品を買い、商店を利用すればいいと考えたのだ。

そもそも日本人は名誉白人的感性を持っている人がほとんどだ。移民の多い北海道以外では(北海道でも)、在日外国人は非常に生きにくい状況におかれている。もし自分が外国でビジネスをやるとして、そのたいへんさは想像にあまる。しかも日本では差別され襲撃される。それなら、そういう人たちの店で物を買い、食事をすることが彼らを助けることになる。

もうひとつ、これは東京にいくたびに感じていたことなのだが、東京の食事はまずい。まずいだけでなく高い。コストパフォーマンスでいうなら札幌の2倍以上だ。しかも狭い空間の狭いテーブルに押し込められ窮屈な思いをするのがふつうだ。郊外に行けばそんなことはないのだろうが、昔に比べてきれいになったとはいえ空気はドブ臭いし、サービスは慇懃で素っ気ない。努力しなくても売れるから商品の質もサービスもどんどん低下していく。

吉野屋やてんやのような全国一律のファストフード店でさえ味がちがう。サンマルクやサイゼリヤのような冷凍食品100%のところはさすがにどこで食べても同じだが、店で手作りしているところははっきりとちがう。

吉野屋の「牛鍋丼」でいうと、米とタマネギの差は歴然だ。東京ではタマネギに火が通りすぎていてまずい。札幌だとちょうどいい生加減で歯ざわりが残っている。たれのタマネギへのしみ具合も絶妙で素人がマネできるレベルではない。米は同じものをつかっていると思うので、ちがうとすれば水だろう。東京の硬度の高く塩素の多い(ついでにヨウ素たっぷりの)水道水がすべてのおいしさを破壊している元凶にちがいない。まだ東京本社のファストフード店しか比較したことがないので、北海道に本社があり東京に進出している飲食店の同一メニューで比べてみようと思っている。

旅において食事は最高の楽しみのひとつだ。その楽しみが東京では得られない。それなら、東京でしか食べられないものを食べるようにしてはどうだろうと考えた。

関西にはこういう店パレルモがあり、世界195ヶ国の料理が食べられる。残念なことに東京にはない。だが、さすが東京、札幌にはない各国料理の店がたくさんある。

参考にしたのは世界料理ブログ食い旅193ヶ国の二つ。

後者は学生がやったプロジェクトゆえ、あてにならない。ここで「ベスト3」に入っている恵比寿のバルバドス料理の店に行ってみたが、安くて量が多いだけ。40歳未満の人たちの書き込みは、男性のばあいはおいしい=量が多い、女性の場合はおいしい=手の込んだ料理で見た目がきれい、を意味するだけのことが多いので注意が必要だ。

横浜に行く途中、ブルガリア料理のザゴリエ(雑色)に行ってみた。ブルガリア人がシェフをやっている。野菜料理に特徴があるようで、旅で不足しがちな野菜をたっぷりとることができたし、ヨーグルトにクミンの組み合わせといった生まれて初めて経験する味にすっかり魅了された。

これで決まった。旅先での食事は、コリアン・タウンやチャイナ・タウンがあるところでは韓国料理か中国料理、なければ在日外国人が経営する店。特に、反イスラエルのパレスチナやエジプトなどアラブ諸国、レイシストが差別する国(ロシアなど)の人が経営するレストランに行くことにした。

日常でも、昔から核大国であるフランスのワインは避けるようにしてきたが、反レイシズムの一環として韓国の焼酎、ロシアのウォッカ、中国や韓国のビールしか飲まないようにしよう。

雪がなく歩きやすいにもかかわらず、8泊9日の東京はストレスだったようだ。帰ったとたんに体調が悪化した。症状で検索したらストレスによる心身症と出た。人が多く、自然がなく、食べ物がまずく、空気がきたないところの滞在は、東京に限らないが、可能なかぎりミニマムにしたい。






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最終更新日  March 14, 2013 05:11:12 PM
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