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カテゴリ:旅
24日はあいにく曇りで、十勝岳は見え隠れしている。安政火口に行くことも検討したが、雨に降られてもつまらないし、何より落石がこわい。あっさりと冒険的行動は諦め、朝から温泉に行くことにした。
美瑛町白金地区にある吹上温泉である。 ここは昔は滝つぼが湯船だった。それが大雨で流されてからしばらくして、やや下流の方にコンクリートの立派な湯船が作られた。「北の国から」で宮沢りえが入ったというのでブレークし、夏など本州ナンバーのクルマが駐車場を埋め尽くすことがある。のぞきや「ワニ」が出没し一時は荒れてしまったが、夏以外の時期の平日はそうでもない。地元の人をちらほら見かけるくらいだ。 ここの湯は熱い。冷水を引き入れるためのホースもあるが、地元の年寄りはたいていそれをはずしてしまう。45度か6度はありそうなことが多い。日本人の熱湯好きは困ったものだが、たぶん、歳をとると熱さ冷たさを感じにくくなるのだろう。足をつけるのさえはばかられる熱い湯に、平気な顔をして入っている。 若い女性が3人入ってきたので写真をとることはできなかった。 美瑛に来るのは久しぶりなので、メジャーな場所以外のところも走ってみることにして、地図に頼らず直感だけでクルマを走らせた。ただ一カ所だけ、「四季彩の丘」だけは、この時期どんな花が咲いているか、見にいくことにした。近くのペンションが経営している入場無料のお花畑で、レストランや土産物屋が隣接している。 花はだいぶ終わっていて、秋の寂しさを感じさせた。 ここへ来るといつも思うのが、台湾や中国からの観光客の多さ。関西弁もよく聞く。小樽に行くと韓国や他のアジア諸国からの観光客をたくさん見かけるが、このちがいはどこから来るのだろうか。韓国人は自然よりも歴史のある町並みを好み、中国系の人は自然を愛でる人の割合が多いということだろうか。 ヒマラヤでは香港や韓国の若者と出会ったが、その好奇心の全開ぶりにはこちらまで感化されるほどだった。自分の国にないものに興味を持つのが自然な好奇心だろう。 こうしたアジアの人々に比べるとき、日本人、特に若者は「終わった」人間の割合が非常に多い。 知人に教えてもらった「ぶどうの木」というレストランに行くと、祝日の翌日とあって定休日。しかし、このレストランのあたりの道はどこを走っても美馬牛地区より雄大な美瑛らしい風景が続く。ペンションやレストランができ始めてはいるが、まだ観光化されていない。 このあたりを「発見」できたのがこの日の最大の収穫。 車中泊の利点の一つは、朝型の生活パターンにリセットできること。夜はとっとと寝るしかないし、朝は日の出の明るさで目がさめる。 この冬ははじめて厳冬期の車中泊を試してみるつもりでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 28, 2013 10:56:50 AM
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