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カテゴリ:旅
まだ暗い4時半に起きバスターミナルに向かう。長崎行きは予約が必要。始発の時間が先で予約不要な熊本行きに乗ることにした。
5時34分発のバスが熊本に着いたのは7時40分。着いてからどこへ行くかバスの中で考えるつもりだったが、寝てしまったので白紙のまま着いてしまった。 選択肢は3つあるように思えた。阿蘇山を往復したあと高速バスで長崎へ。市内見物をして熊本港からフェリーにのり島原から長崎へ。天草を往復して高速バスで長崎へ。 結果として3番目と2番目のミックスになった。 どうせ阿蘇山へ行くなら登りたいし、黒川や湯布院に足を伸ばしたい。それならレンタカーの旅でなくては不可能だ。それにまだ夏のような気温で歩くには暑すぎる。気温が下がらないと景色も霞んでしまう。市内観光はやはり陽射しが強いので避けたい。 そこで天草行きのバスに乗り、時間が許すぎりぎりのところまで行って戻って来ることにした。熊本から2時間半の本渡バスターミナルまで冷房の効いたバスにゆられながら行きは右手、帰りは左手に有明海と雲仙普賢岳を見ながら島から島へ橋で渡る独特の風景を堪能してきた。 天草からの帰り、ふとフェリーの時間に間に合うような気がした。Googleマップでバスの位置を確認すると定時に熊本駅に着けそうだった。熊本駅着13時57分、熊本港行きバスは14時1分。必死で乗り場まで走り、ぎりぎり間に合った。 このバスに間に合い14時50分発のフェリーに乗ると、島原港16時発の長崎行きの最終バスに間に合うことだけは事前に調べておいた。このフェリーに乗り海から雲仙普賢岳を眺めたいと思っていたので、乗れたのはラッキーだった。 フェリーはわずか30分で島原に着く。バスの乗客は数名だったのにフェリーの乗客は多い。ほとんどの人がクルマを使ったグループ旅行のようだ。 肝腎の普賢岳は、船先がじゃまでよく見えない。到着5分前になってようやく見える程度。海から普賢岳を見るなら島原発に乗り後部デッキから遠ざかる山を眺めるのがベスト。そういうことは来てみないとわからないものだ。頂上付近から噴煙が出ているが、穏やかでこれがあの大噴火を起こした山とはとても思えない。 島原発のバスは長崎空港行きなので、諫早で乗り換えるつもりだった。しかし諫早で渋滞に巻き込まれて遅れた。接続バスは待っていたようだったが、もしも置いていかれると困る。大した距離でもないしそのまま長崎空港まで行き、そこから長崎行きに乗ることにした。 渋滞以外は接続がうまくいき、長崎駅発19時30分の送迎バスに間に合い、稲佐山の中腹にあるホテルに20時にチェックインできた。 WIFIの電波は通じないのが難点。いちおう温泉で、露天風呂から長崎の夜景を見下ろすことができる。この宿を選んだのは、じゃらんのクーポンとポイントを同時に使える宿がほかになかったからだが、(なんちゃって温泉とはいえ)温泉があることも、夜景の見られる露天風呂やレストランがあることも知らなかったので非常に得した気分。 この日はくんちの最終日で、まもなく国体も開かれるので繁華街はごった返していた。だからカオサン宿を含めてこんな山の中腹のホテルしか空きがなかったのだろう。 中米で国から国へと長時間のバスの旅をやったことはあるが、きょうの移動はその時よりも長時間だった。早朝から夜までほとんどバスとフェリーの中で過ごし、昼食もバスの中。計算してみると12000円分。乗り放題パスの8000円の元を一日でとったことになる。 実はきょうが断酒一ヶ月目。旅も二日目になると勘が戻ってきて緊張も和らいだ。 温泉のあと何で乾杯するか、決意と根性が試されることになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 10, 2014 09:51:13 AM
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