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カテゴリ:旅
フェリーの乾燥でやられたノドが猛烈に痛い。咳もひどい。悪寒もする。典型的なノド風邪の発症だ。そんなことから、きょうは弟の送迎だけにして、安静にしていようと思っていた。
しかし発熱はしていないようだし、動けないこともない。運転は苦にならない。 それならと、4年まえに来た時には冬季閉鎖されていた八幡平アスピーテラインを走ってみることにした。 車中泊地点の駐車場からは20キロちょっとで岩手県との県境である八幡平頂上に着く。その途中には一軒宿的な秘湯の宿が点在しているようだった。 八幡平頂上まで行ってみるとガスがひどく視界がない。そこですこしもどり、ふけの湯温泉に入ってみることにした。 料理研究家の女将が経営しているという宿。冬季はやっていない。内風呂と露天風呂がある。 どちらもいいが、よりすばらしいのは宿から少し離れたところにある露天風呂。男女別の露天風呂と混浴の露天風呂があり、砂風呂や桶風呂もある。見おろす景色があるわけではないが、開放感は抜群だし、なにより地熱というか火山の息吹が感じられる。 野湯の趣きのある露天風呂というのはあんがい少ないが、ここはそのひとつだ。 玉川温泉で知り合った西名古屋の男は、いつもクルマで、しかし車中泊はせずビジネスホテルを泊まり歩いているといっていた。旅館はひとりだと断られることが多いというのがその理由だ。 しかし旅が思い出をつくるためのものならば、大都会での滞在でもないかぎり、その選択はまちがっている。ひとり旅の宿泊客を受け入れない宿に遭遇するのも旅の醍醐味、といって悪ければ旅の意味であり、それが旅というものだからだ。 一軒宿の温泉が点在する八幡平では、日帰り入浴などであたりのつけた宿に泊まるのがベターだと思うし、ふけの湯温泉は静かでひなびた雰囲気を味わいたい人、玉川温泉のようなひどい食事を避けたい人にはベストの選択だろうと思う。 車中泊場所に選んだ駐車場は、地理的にも環境的にも理想的だということがわかった。この場所を見つけた自分の直観力をたたえ祝杯をあげるため、閉店時間の5時ぎりぎり、約2キロ離れたところにあるコンビニでビールとワインを買い込んだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 27, 2015 12:03:10 PM
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