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MAYの日記

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April 29, 2005
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カテゴリ:読書
昔読んだ時の感想は「ツマラナイ」だった。
しかも確か途中で読むのを止めた。

火の鳥の望郷編を読んでて読みたくなったから
文庫で買い直した。

訳が下手なのか元がそういう文章なのか
回りくどくてモッタリとした日本語廻しに
少し眼球がグラっともしたが、
以前とは違いサクサク読めた。
しかし、こういう書き方の本、
実はやはりあまり好きではない。
以前読んだときもなんとなくそうだったんだろう。
色々なジャンルの本を読んだ後の今でも
感覚的なところではちょっと辟易させられる。
作者が読み手に挑戦してきているような、
「 お前に理解できるのか 」と、試されているような、
読んでて素直な心で読めない。
途中の星に王子様が寄り道部分やら、花との会話やら
あ~あ~あ~やたら教訓くさくていけません。
押し付けがましい。
そんなの最近の宮崎監督みたいよ。
本書、最後の方は、
手塚先生火の鳥効果あってか、すこしホロリ。

作者の親友、レオン・フェルト
ヒモジイ思いや寒い思いしてる時に、
「汚れてしまった君よ、心を開き、周りの森羅万象や愛を見るんだ~」
なんて言われても困るよな。私なら困る通り越して怒っちゃうよ。
人はパンのみにあらず。
しかし人は霞食って生きてはいけません。

読み終わって空を見たら、
今日は曇りだから星2つしか出てなかった。
そんなもんだ。
でもホロホロ揺れてる様にみえた・・・ような気がした。








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Last updated  April 30, 2005 12:58:10 AM
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