艦上攻撃機”天山12型”

天山11型
「フジミ 1/72 」
九七艦攻が成功した中島に対して海軍は昭和14年12月に十四試艦上攻撃機の計画名により その後続機の開発を1社特命で発注した。
 九七艦攻の試作から四年を経た事もあり海軍の要求性能は最高速度250Kt(463Km)航続距離1800哩(3330Km)とかなり厳しいものであったが一年後の昭和16年春には一号機を完成させたのであった。
 総重量5トンを超えエンジンは当時最高出力の「護」1870hpとし最初の4枚プロペラを装備し 機体設計では主翼断面を層流翼型とし 多量の燃料を収容するためにセミ・インテグラル・タンクとした。また大重量機に良好な離着艦性能をもたせるためファウラー・フラップの採用など先進的な技術を導入を積極的に図った。
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