2014年01月の記事一覧 | MyWorld(...is Board Game!!)

#第2回ボードゲーム川柳大賞　応募作

「第二回ボードゲーム川柳大賞」にて、「本気出し子供に泣かれ妻むくれ」で、なんと「ふうか賞」をいただきましたが、その他にもいろいろ詠んでおりました。こんな感じです。大掃除降ろしたボドゲをまた積んで新作を積んで開けずにフリマ出し絶版を高額落札そして積むシール貼りスリーブ入れてまた積んでちょっとだけ覗くつもりでまたポチり棚あふれ部屋からあふれまだ未プレー日本語化した途端に出る日本語版「とりあえずやってみよう」が事故のもと帰省して 9割遊ばず持ち帰るガチで負け息子の成長身に沁みる待ってくれ！長考すべきか考える！運ゲーだ俺が負けなら運ゲーだこれは無理絶対できないこウボンゴォ！同人ゲーヤフオク出品 10倍や（てんばいや）新作を開けず新作また積んで「90分」遊んでみれば 3時間その笑顔見たくて僕は敗着し単純に見える仕組みの奥深さ以上です。次回こそは大賞を、ということで締めの一句。「研鑽を積んでいるんだこの棚は」

ゲーム紹介【S-EVOLUTION】

ボドゲ部レポートはちょっとひと休み！トリックといえばテイキング、トリテが好きで好きでたまらない、ルールをおかずにどんぶり飯３杯はいけるという、超限定極少数の方々に！是非このゲームを紹介させてください！【S－EVOLUTION】（写真はクリックで拡大）当然トリテです。しかもエッセン2013の新作！内容はフツーじゃありません。まぁ、フツーのトリテってなんやねんて話は置いときまして。まずはざっとした流れを。最初に自分専用のデッキとリソース管理用のボードが配られます。（個人ボード左側で資源の管理。右側の建物に人を配置することで特殊効果を得ます。）（１人分のカード。右側が発見カードです。）自分の種族を養うのに必要な資源をトリックテイキングで獲得していきます。自分のデッキから５枚手札を用意し、これを使い切ると１ラウンド終了、資源を清算。人口分の資源を獲得できていれば得点をゲット。このときに資源を消費することで特殊効果を取得し、次のラウンドに備えることも出来ます。これを自分のデッキがなくなるまで、都合６ラウンド繰り返し、点数を一番集めた人が勝ち、となります。もうひとつ得点の手段があって、「発見」のカードを、トリテで取得して同じ色で揃えて行くと、1枚＝1点、2枚＝3点、3枚＝6点、4枚＝10点……というシャハト傾斜での得点になっていて、揃えば揃うほどゲーム終了時に点が入ります。それではもう少し詳しく。まず「トリテで資源を獲得」の部分。手札の準備のため、自分のデッキから今回のラウンドのためのカードを４枚ひきます。ここに、各プレイヤーに時代１（原始）から６（現代）まで６枚配られている「発見カード」のうち、時代１の発見カードを混ぜて、計５枚の手札を用意します。この５枚でトリテするわけですが、ここでタイトルにもなっている「進化」が絡んできます。（得点ボード。共用。上にならんでいるのが進化。）最初はみんな「原始」の文明レベルから始まるのですが、この時代では、引いたカードを見ることができません！なので、引いたカードを上から順に出すだけです！運任せ！なんせ原始ですから！おばかなのです！しかも文明レベルが低いので、スート関係なし。数字の大きさのみで勝負です。単純。これが、進化することによって時代が進むにつれ、原始：上から出すだけ　　　↓野蛮：中身を見て出す　　　↓中世：スートによるマストフォロー　　　↓産業革命：切り札の概念登場と、ルールも進化していくのです！進化の度合いはプレイヤー次第なので、当然、文明レベルがバラバラの状態でトリテすることになります。するとどうなるかというと、中世のプレイヤーが出した札はフォローしないとだめなのですが、野蛮人はフォローの概念がないので必ず負けとなります。産業革命プレイヤーが切り札を出すと、中世のプレイヤーは切り札の概念がないので必ず負け。進化したものが勝つ！進化の概念をルールの増加で現してるんですね～～！このルールを聞いたとき思いました。突き抜けてるなと。ほんと天才とバカは紙一重なんだなと。こいつはどっちかというとバカ寄りだなと。素晴らしいです。で、トリテで強い順に、今勝負した場札を１枚ずつ取っていきます。札には資源（食料、道具、発明）が描かれてあり、これがそのまま自分の資源となります。ただ、資源の代わりに「災厄」が描かれたカードもあって、場を引き締めます。たいていは資源がなくなる効果があるのですが、ほかにも「反啓蒙主義」というカードがあったりして、こいつを取得してしまうと文明の進化が否定され、次のターンは自分がどんなに進化していようと、原始時代なみにカードを見ずに出すことになります！なにしてくれんのよ！（災厄カード。資源を失ったり、トリテのルールが退化したり。）また、「発見カード」はトリテ勝負に関係なく、カード分配の最初に自分が出したカードか、もしくは同じ時代のプレイヤーが出した発見カードを取得できます。自分が最初に持っている発見カードは、色がある程度ばらけているため、点を伸ばそうと思えば、他人からゲットする必要があります。発見カードは出せば必ず取得しなくてはいけない事から、タイミングをはかって出すことで、災厄カードを避けることが出来ます。狙って出したいところですが、まぁ、なかなかそこまで気が回らないと思いますw手札を使い切ったら「資源の精算」です。今獲得した手札に描かれてある資源を個人ボードに反映させていきます。まず、災厄の効果を適用。これで前のラウンドで貯めていた資源が０になったりします。容赦ない。次に獲得した資源を反映し、その後人口に見合う分の資源を減らします。時代によって必要な資源が決まっていて、原始では食料だけなのが、中世になると食料と道具、産業革命の時代になってくると食料と道具と発明と、３種類全部を人口に見合う分確保する必要があります。ここで資源が足りていれば「人口×必要だった資源の種類」分、得点をゲット。時代が進むと必要な種類も増えますが、得点も多く獲得できます。そしてさらに！必要とされるすべての資源を人口分満たしていれば！晴れて次の時代に進化できるのです！！進化すれば、どんどんいつものトリテに近づきます！ていうかコレ進化が進んだ終盤じゃないと、いつものトリテができやしねーんです！すげぇ！！すげぇよ！このなんとも歯がゆい状況でトリテするのがたまりません！そうそう、どれか一つでも資源が足りなければ進化できないのですが、必要とされる資源が全て足りなければ、逆に退化するんですねーwそう、あの、行き当たりばったりな時代に逆戻り！それに加え！ここで０になってしまった資源がある場合、なんと人口が減ってしまいます！人口が減ると、得点力が減ることもありますが、次に述べるリソースマネジメントも不利になるんですねー。リソースマネジメント。そう、まだ要素あるんですよ。盛りだくさんなんだからもうニクイなこの。で、その「リソースマネージメント」ですが、ここでは余った資源を使って特殊効果を獲得できるのです！食料を使って人口増加。道具を使えば資源獲得の際に＋１できる効果。発明を使えば資源のトレードが出来たり、災厄カードを１枚なかったことに出来たりします。ただ、人口の分だけしか特殊効果に配置できないので、多くの特殊効果を得るためには、人口を増やす必要があります。かといって人口を増やしすぎると次のラウンドに獲得すべき資源も増えてしまってこれまたマネジメントが大変なことに！もうほんとイヤラシイ！もっとやって！どうですか！トリックテイキングに楽しそうなアイデアをつぎ込めるだけつぎ込んだ意欲作！要素盛りだくさんなので、ある程度ゲームに慣れたところではじめて本来のトリックテイキングを楽しめるような気がしますwかなり物好きじゃないと耐えれないとは思いますが、一度遊んでみる価値はありますよ！（プレイ風景。４人で説明込み１時間半くらいだったかなー。）ここまで読まれたトリテなあなた！欲しいでしょ？欲しいはず！テイキングしたくなったはず！そんなあなたに朗報です！ココhttp://www.spiel-ou-face.com/sevo_eng.htmで購入が可能です。なんと送料4ユーロ！さぁ、れっつテイキン！

’13/11/20 ボドゲ部　部活！

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。活動報告はいまだ2013年で、まったくもって明けきっておりません。残菊の候。今回こそは大人数ゲームを！と意気込んでみるものの、集まったメンバーはｏｍ君、新人ｆｍ君、Ｔｎさんと僕の４人。まけない。ぼくまけない。筆頭部員のｏさんが遅れてくるようなので、まずは４人でこれを。【フェレータ】４人、インスト込み１時間３０分。プレゼント企画にもあげていたこのゲーム。（遊んでいるものはプレゼント用とは異なります！プレゼント用は未使用でしたのでご心配なく）カードゲームとは思えない重厚さが各地で絶賛されており、ボドゲにはまった当初からものすごく気になっていて、即ゲットしておりました。ただ、その重厚さゆえ、なかなか稼動させるタイミングがなかったのですが、近年のボドゲ部員たちの著しい成長を鑑み、こりゃいけるぞ、とニヤニヤしながら自席の足元にある紙袋に詰め込んでいたのでした。ルールはグーグル先生……に訊くよりは、New Games Orderさんのサイトにアップされているものに１ターンの流れも例示されているので、そちらが分かりやすいかと思われます。テーマとしては、バラ家とタカ家が領地争いを行う中、自分が所属する家の勝利に貢献し、商館や屋敷を建築し、はたまた所属する家を裏切って出し抜き、勝利点を稼ぎ出していくゲームです。そう、勝利点を稼ぐゲーム。両家の勝敗の行方は関係ありません。タイトルからして「フェレータ」＝「裏切り者」ですし。勝てばいいんです勝てば。ふふふ。ざっくりとしたゲームの流れは以下の通り。１．紛争地の決定　　戦略カードを持っているプレイヤー（役職で「戦略家」を選んだ人）が紛争地を決定します。２．役職を選択　　「戦略家」「フェレータ」「建築家」「農夫」「外交官＋２」「外交官＋５」　　のうち、ランダムに１枚抜いてから、スタートプレイヤーから順に役職を選択していきます。３．兵站カードを出す　　紛争に勝つために兵站カードを出します。「出さない」という選択もあり。４．役職公開　　ここで「フェレータ」は陣営が変わります。　　また「外交官＋５」は、全員が同じ陣営の場合には、所属陣営が変わります。５．紛争解決　　土地の数字、兵站カードの合計、外交官のプラス補正を合計して高い陣営の勝ち。　　勝った陣営はカードに書かれた勝利点をもらえます。　　また勝敗とは別に、「フェレータ」は１点、「戦略家」は２点もらえます。６．建設　　「建築家」は新しく建物を建てるか、すでにある建物を裏返すことができます。７．手札の補充　　「農夫」は３枚、「外交官＋２」は１枚もらえます。　　次に、農夫以外の人は、所属陣営にある倉庫の数だけ手札を補充します。８．戦略カードの移動　　「戦略家」に戦略カードを渡します。９．スタートプレイヤーカードの移動　　スタートプレイヤーカードを左隣に渡します。８回（３人なら９回）繰り返して終了。または、全ての領地が一つの陣営に征服されたら終了。プレイのほうですが、いつも通りおぼつかないルール説明のあと、スタートプレイヤーとなったのはＴｎさん。所属する家は、スタートプレイヤーから順にタカ→バラ→タカ→バラと決まります。そして、ゲーム開始前の準備として、自分の手札の補給源となる屋敷をスタートプレイヤーから順に各領地に設置します。自分の所属する家の領地に自分の色の屋敷があれば、その枚数だけターン終了時に手札が補給されます。その領地が征服されて敵対する家の領地に変わってしまうと、手札の供給がストップします。なので、なるべく強いところ（土地ごとに強さがきまっている）や、攻められにくいところに配置するのがよいと思われます。が、タカ家のＴｎさん、なんと敵のバラ家の強い領地に自分の屋敷を配置！フェレータや！この人、初回でフェレータするつもりや！確かに、スタートプレイヤーなら役職を自由に選べるためそれもありなんですけど、ランダムに１枚は取り除かれるので、そこは賭け。うーむ。さっそく仕掛けてきた。つか、今、屋敷を置いた領地、僕の置きたい所じゃないのそれ！ぐぬぬ。残りのメンバーはおとなしく自分の家の領土に屋敷を配置。そして運命の役職選択！Ｔｎさんが一枚選んだあと、残りの役職カードが回ってくる。やはり、フェレータは残ってない。Ｔｎさんの反応を見るに、フェレータを順調に取得してそう……てことはバラ家が３人。無理せずとも勝てるな。ここは勝負に対してプラス補正がある外交官ではなく、建築家を選んで屋敷をもうひとつ立てておこう……みんなが役職カードを一枚ずつ取った後は、争いの勝敗を決める兵站カードを手札より提出。0枚～3枚まで。置かない、という選択もあり。全く出さなくても勝てそうだけど、もし負けたらイヤなので、１枚だけ出しとこう（弱気全員カードの提出が終わったら、役職を公開して勝敗を決めます。兵站の数を両家で比較し、多いほうが勝つんですが、それぞれの領地の強さ、兵站カードの合計、役職の補正の数値を全部足して比較します。さて、Ｔｎさんの役職は……やはりフェレータ！当然っすね。３人の戦力合計はタカ家を圧倒的に凌駕しており、バラ家、余裕の勝利。勝った陣営は勝利点をもらえます。今征服した土地のカードに獲得できる勝利点が書かれてあるんですが、勝利した人数が少ないほどもらえる点数が多くなるんです。また、強い土地（数が大きい土地）を征服するほど点が高い。よくできとる。次に、建築家の僕はバラ陣営の土地に屋敷を立てます。そして、手札の補給ですが、僕は屋敷のおかげで２枚入ってきます。むふふ。で、次のターンへ。スタートプレイヤーは左隣に移ります。４人戦だと８ターンなので、スタートプレイヤーとなるのは１人２回。これ、やれること結構少ない！と、気付いた頃にはもう終盤。バラ家が全ての土地を制圧しそうな感じで、ゲームとしてはｏｍ君がリード。思い返すとヤツは結構「戦略家」選んでたな。勝利点２点の連発が地味～に効いてる感じ。同じ陣営では勝てないのは当たり前なので、ここはフェレータで陣営を変え、タカ陣営で勝利しないと追いつけない！幸い手札には戦力８のカード（兵站カードの中に１枚のみ）があるので、こいつで何とか！と終盤に勝負に出ました！結果は……作戦が当たって、僕はタカ家として勝利！したんですが、勝利した土地は勝利点が低く、そんなに差を詰めれず……勝負は次のターンに。この補充で是非とも大きい数字のカードを取って逆転を……あッ！！俺、陣営変わってるやん！！カードの補給ねぇーーッッッ！！！自分の陣営の土地に屋敷カードがないと戦力補給されないんですよ！うかつ！戦力がないので、この後はタカ家で勝利することもできず、ｏｍ君に逃げ切られ、敗北……くーーー！！もう一回やりたい！次ならきっとうまくやる！ ……って気にさせますね。遊んでみて、しっかりしたゲームを堪能した、という満足感があります。いやー、いいゲームだ。ホントもう一回やりたい！ちなみに、写真にあるボードはネットにアップされている得点表のファイルを印刷して作りました。コマは、この日たまたま持っていたトーレスのもの。やはりボードがあると雰囲気でます。終盤くらいにｏさんも合流していたので、次は５人で遊べるもの、ということで……（つづく）追）「第二回ボードゲーム川柳大賞」で「ふうか賞」をいただきました！やった！めっちゃうれしい！ふうかさんありがとうございます！これに励みに、どんどん家族相手にガチで遊んでいきます！（違

王と枢機卿　その３

「王と！」「枢機卿でーす！」「しかしさっきの矢はいったいどこから……？」「あの通気口が怪しいですよ王様！」「高いの」「壁の凹凸を使って登れますよ！」「凹凸で？」「通気口に？」「おうとつ？」「つうきこう？」「「おうとつうきこう？」」「「王と枢機卿！」」

王と枢機卿　その２

「どーもー！王と！」「枢機卿でーすグワーー!!!!」「何事じゃ!?枢機卿の肩に矢が！」「大丈夫です王様！気功法でこんな怪我なぞ！」「ほう、怪我を負うとすぐ気功で治すとは！」「怪我を？」「負うと？」「すぐ気功？」「「おうとすぐきこう？」」「「王と枢機卿！！」」

王と枢機卿

「王と！」「枢機卿でーす！」王「卿よ。朕は正月休みで太ってしもうた。なんとかせい」枢「王様！策がございます」王「申せ申せ」枢「断酒はいかがですかな？」王「嫌じゃ！ギロチンは嫌じゃあ！ひいぃぃーーーｷｭｳ。」枢「いや、断首じゃなくて！おい！誰か気付けの酒をもて！」