’13/11/20 ボドゲ部 部活!(つづき)
えーと、S-EVOLUTIONにタマシイ吸い取られた感がありますが、ボドゲ部レポート続きです。oさんが加わり5人になりまして、それならと満を持してのこのゲーム!【ムガル】 5人。インスト込み1時間。ゲームフィールドさんで購入。3600円。このゲーム、ボドゲを始めた頃には絶版、しかし色んなレビューをみると、どこの評価も超絶賛。たまに見かけるヤフオクで、競った結果はもう散々。リオグランデから再販も、絵柄が意欲を削ぐおっさん。しかもリリース全然こなくて、こんな状況もうたくさん!でもね!こんな閉塞状況の中ッ!僕たちボードゲーマーの味方、ゲームフィールドさんがやってくれました!ム ガ ル 再 販!しかもリメイクではなく、コンポーネントそのままで!このニュース聞いたときには感激に震えました。今取り掛かってらっしゃる「王と枢機卿」の再販も、日本語タイトルめっちゃカッコよかったし、拡張同梱だし、超期待です!ルールの詳細はグーグル先生に。各プレイヤー6金と1枚の株券からスタート。1枚めくられ、その同じ色の株券を持っていれば、1枚につき場に出ている数だけ得点。場に4枚出ている株券を2枚持っていれば4×2で8点ゲット。その次に今めくった株券を競ります。方式は、遊んだことがある人なら分かるゲシェンク方式。順番に1金ずつ場に出していき、降りる人は場にたまっているお金をもらって抜け、誰か1人になるまで続けていく方式。これだけでジリジリします!競りはゲシェンク方式、といいましたが、こちらのほうが元なんですね。最近知りました。すごいぜムガル。すごいぜシャハト。競り勝った人が、「株券をもらう」か「株券を売る」のどちらかを選びます。株券を売る場合は、自分の手元にある株券のうち、今競っていた株券の枠の色の株券を売ることが出来ます。売るときにも、場にある株券の数×枚数が得点になります。そして2位だった人は、残った方の権利を行使します。1位が株券をもらえば、2位が株券を売る。1位が株券を売れば、2位が株券をもらう。この「2位が残りの権利を使う」ってところがまた悩ましい。売る権利を与えないために、売るものがなくてもあえて競り勝ちに行くこともできるとルールにも明記されてます。相手をよく見て、必要ならばつぶしにいけと。キリキリしますな。終了条件は、山札から「暴落カード」がでた時。その瞬間、手元の株券は紙くずに!バッサリ終わります。切れ味鋭い! ボドゲ部の部員にルール説明後、(説明にかかる時間も短い!すばらしい。)さっそく開始!いつも終盤でまくろうとするTnさん、今回はあまり競り落とさずにお金を貯めて、終盤に攻める体勢を整えている様子。宿敵om君は、やはり順調に株を取得→売り抜けてトップを走る。伏兵の新人fm君は、伏兵らしくつかず離れずの位置。筆頭部員のoさんは今回伸び悩みって感じ。僕はといえば、ギリギリまで突っ込んで株券購入、余裕あるふりしてササッと降りて何とか資金調達、の繰り返し。なんとか上位につけてはいたもののついに持ち金0に。するとこのタイミングでfm君が妙に絡んできて、「さとさん」「何」「さっき、勝ちましたよね?」「おう」「結構、使いましたよね?」「おぅ」「で、いま、すぐ降りましたよね?」「ぉぅ」何!?なんなの!?そうよ!持ち金0よ!それをこんな、みんなが見てるところでネチネチとッ!いつの間にこんな心理攻撃が出来るように!?恐ろしい子……!!部員がなんともイヤらしく成長していることをなんとも頼もしくというか頼むからそっとしておいてくれと思いながら、かっつかつの資金繰りで、なんとか白い株券を2枚確保したころにはもう終盤。あとはなんとか白枠の株券が出てくれれば……というところに望みどおりキタ!!!新人fm君に競り勝って、株券売却!この時点でトップに!よし!あとは暴落カード!こいこい!と祈っていたら、なんと次めくったカードが暴落カード!劇的!!久しぶりに勝利! 宿敵om君は黒色を売却したかったようですが、そもそもすでに品切れしていたようで。ふっ。まだまだ甘いのぅ(←お前も分かってない一方クセモノTnさんは20金近く貯めこんでいて、5人で30金しかないのに、どんだけガメてんの!?どうやらまくるタイミングを誤ったようです。ムガルの日本語版は、お金のチップが金属製なので1金出すのに重みがあるし、貯めこみたくなるのもわかりますwコンポーネントといいゲーム内容といいシャハトが描いたという おっさん といい、ほんまステキなゲームやわー!シビれる!!お金は手持ちでもいいんですけど、ゲームフィールドさんで個人用のスクリーンが100円で手に入るので、これを使うのがいいと思います。ちゃんと箱に入れて片付けられますし! ほんとオススメ!【ウィザード】 5人。インスト込み40分。(途中まで)テンデイズゲームズで購入。ルール(グーグル先生)。我が部の目標であった「電力会社を遊ぶ」は達成できたのですが、僕の心はすぐに別なものを欲してしまうのでした。そう。「トリックテイキングを遊ぶ」これです。むかーしボトルインプを遊んだことはありましたが、メンバーも増えたことだし、いきなり変態的なトリックテイキングを持ってきても誰もついてこれないので、ここは基本に立ち戻ってこの「ウィザード」を覚えていただこうと。実は部員のom君が、自分でGP版のウィザードを購入していたらしく、数日前に「ウィザードやったんですけど、なんか面白くなかったんですよー」という感想が。よくよく聞いてみると、どうやらルールを間違って遊んでいたらしく、もうなんでそのときに俺を呼んでくれなかったんだと。それならいっちょ本物をお見舞いしてやるぜ!とタイミングよくテンデイズさんに入荷していた限定豪華版を購入!得点シートと鉛筆入り!全カード違うデザイン!安定のエンボス加工!そしてチップは金属製!どやぁ!GP版も持ってるけど、ここは部員のために出費やぁ!部員のために!部員のためにね!で、購入したウィザードを主にom君メインで見せ付けるという示威行為を行った後、いざルール説明ってときにはたと困りまして。ついついマストフォローのトリックテイクで、と言いたくなるんですが、そんなん初心者に伝わんねーっつーの!日本語に置き換えるのに四苦八苦してしまいました。このゲーム、最初は1枚から始まって、どんどん枚数が増えていくので、最初に枚数をビットするトリテを覚えるのに丁度いいのではと。5人で遊ぶと12ラウンドかかるんですが、さすがに長すぎるだろうと4ラウンドほど遊ぶことに。最初は暗中模索って感じだった部員のみなさまも、3ラウンド目にはなんとなく分かってきて、4ラウンドともなると配られたカードを見てうなり、ビッドでうなり、1枚プレイするたびにうなり、みなさんなかなかの白熱ぶり!4ラウンドで終わるのは味気ないと、あと2ラウンド追加して遊びました。これはイケる!あと数回ウィザードで遊んで、徐々に変態度を上げていき、最終的にはS-EVOLUTIONだァッ!さーて、次回はどのトリテにしようかなー。【ワードバスケット】締めはこれ(また写真撮り忘れた……)安定の盛り上がり。盛り上がりというか、安定の沈黙っすね。誰もがすぐに理解でき、誰もがすぐに脳みそ沸騰、そして誰かが上がると悔しくて、「もう一回!」となるところがほんといいゲームです。これでボドゲ部の2013年はおしまい。もうちょっと開催したかったんですが、色々とありまして、今現在まだ活動できていないです。もっと遊びたいっす……