「ボードゲーム研究室!」研究
2014年9月28日。「ボードゲーム研究室!」さんが、最終回を迎えました。2011年9月27日の第一回放送から3年間、ほぼ隔週でボドゲクラスタを楽しませ続けてきたPodcast。あまりにも突然の最終回でした。突然すぎて気持ちの整理が追いつかない状態ですが、その整理をつけるためにも、初期の頃からずっと追いかけ続けてきた僕一個人の視点から、「ボー研!」の軌跡、取り巻く環境の変化、そして「ボー研!」とはなんだったのかを、僕なりに振り返ってみたいと思います。【ボードゲーム研究室!始まってたけど……】さて皆様。まずは第1回をお聞きください。第1回「初めまして!」いつものセリフもなく、録音開始風景のフェードインから始まり、初々しいカワサキさん、ボドゲ40個「しか」持ってないヨシダさん、そして3人の中で一番勢いがあるナオエさんという、いま改めて聴くと違和感たっぷりの初回です。この頃に僕が聴いていたボドゲ系Podcastは、タナカマ店長の立て板に水トークのおかげで出てくるゲームみんな欲しくなる「テンデイズラジオ」、そのテンデイズラジオのアンチテーゼ的な立ち位置で、ぼんやりザックリ感満載と思わせながらしっかり笑どころや考えどころを提供してくる「ボードゲームおっぱい」、硬派なプレイレポが燻し銀の光を放つ「The Game Gallery」、モテを追求すると見せかけてアメゲー趣味全開もっとやれ的な「Hot BoardGame Press」あたりでした。当時は僕もボードゲームを始めたばかりでボドゲ系の情報に飢えており、知らないゲームを紹介してくれるPodcastには全て喰いついて聴き倒していたので、この「ボー研」のタイトルを見つけたときには「ボードゲームを!?研究!?」と、すぐさま尻尾振って飛びつきました。確か、Podcastで配信されてた一番古い回の、第3回「ボードゲームのプレイ時間について」だったと思います。で、初めに思った感想は、「ゆるい」このゆるさ、驚きでした。正直、求める方向とは違いました。あの「ボっぱい」さんですら、おっぱい評価という形で無理やりにボドゲ紹介番組の体裁を保っていたのに、ボドゲ好きな関西人が自分の好きなゲームについて、特別深くツッコんでいくわけでもなく、ただただ楽しげに語っているという、なんともふんわりした内容……当時はボドゲ知識を深めることを目的としていたため、ちょっと得るものなさそうだし、とりあえずテンデイズラジオを消化していこうと決め、ボー研はしばらく放置してました。そしてそのテンデイズラジオにて、タナカマさんが第一回GM大阪にいらっしゃると知り、これは是が非でもご挨拶させていただきたい!と、テンションがあがる一方で、「そういやボー研ってPodcastがGM大阪に向けて盛り上がってるみたいだし聴いてみるかな」と重い腰をあげて、夜寝る前に聴こうとするも、即寝落ち。通勤電車で聴こうとするも、これまた寝落ち。どうにもモチベーションがあがらず、とりあえず聴き始めた第4回「好きなゲーム、苦手なゲーム」がいっこうに消化できません。そしてそのままGM大阪当日。ひとしきり会場を回った後、ふと周りを見回すと、なんとタナカマさんを発見!どうやって声をかけようかとドキドキしていたら、そこに「第一研究員カワサキ」の名札をつけた巨身のイカツイ男性を筆頭に、男三人がタナカマさんを取り囲むじゃないですか!なにコレこわい!柱の影から遠巻きに見ていると、どうやらあの「ボー研」のインタビューを収録しているらしい。なに!?なんなの!?憧れのタナカマさんに気安くインタビューとかしちゃって!!あんなイカツイ格好してるくせに!(関係ない…………ちょっと本腰入れて聴いてみよっかな……とまぁ、タナカマさんきっかけで、改めてボー研を聴き始めたわけです。(タナカマさん、本当にありがとうございました)そして、僕の中で、そしてボー研のターニングポイントでもある「第5回」を拝聴するわけです!が、このペースで語ってると、ものすごく長くなりそうなんで、ひとまず切ります!次回「ターニングポイント・トミモトさん回」を乞うご期待!あと、書いてて気付いたんですが、最終回のフェードアウト、第1回のフェードインと対を成しててカッコいいじゃないですか…………泣ける。