|
カテゴリ:プレイレポート
さて。
前日のK2の興奮もさめやらぬ一夜。 その一週間前に、待ちに待ったゲームが届いていました。 ポラリティ。 どこかのレビューで見かけて一目惚れ。 ゲームフィールドさんで見つけて、即ポチしてしまいました。 1986年に発表された、結構古いゲーム。 2人か4人用で、所要時間30分。 フィールドとなる布をしいて、 絶対に触れてはダメな赤い駒を中心に、 黒と白5枚ずつ並べたら、ゲーム開始。 やることは単純で、自分の持ちコマを 先に置いた5つのコマのどれかに、 磁力に立て掛けるように浮かせて設置していきます。 ↓こんな感じ ![]() (写真はBGGより拝借) この浮いた状態を「リーナー」と呼びます。 ただし、進めていくうちに磁力のバランスを誤って 他のリーナーを崩してしまった場合、 自分のコマは置けずにその手番は終了。 失敗した際に他のコマとくっつけてしまった場合は、 相手がそのコマのまとまりを引き取って、タワーのようにして、 相手が自分の色を上にして配置します。 (白が失敗した場合、黒がタワーにまとめて黒を上にして配置) ![]() (写真はBGGより拝借) こんな感じになっていきます。 どちらかが手元のコマを置き切ったら終了で、 もう一方のプレイヤーの手元に残ったコマはマイナス点、 ゲーム途中で配置したタワーはプラス点として計算し、 得点の多い方が勝ちです。 これ、やってみたくてしょうがなかったんですが、 なんせ前日にグダグダのルール説明だったこともあり、 今後の我が家のゲーム活動にも支障が出ないよう、 うまく事を運ぶ必要があります。 「なぁなぁ~、ゲームぅ、ゲームしようよぉ~~」 などとべったりくっつくのはマイナス。 かといって離れた所からゲームを抱えて チラッチラッと様子をうかがうだけではプレイできない。 適度な緊張感を持った距離を保ちつつ、 ゲームを続行できる状態にしなければ。 そう、まさしく人間関係における「リーナー状態」を作り出すのです! うちの姐さん、ものを積み上げるのが好きなようで、 以前、「はじめてのゲーム 果樹園」のコマを使って こんなのを作ったり、 ![]() こんなのを作ったり、 ![]() こんなのを作ったりしていました。 ![]() このポラリティも、微妙なバランスを保ってコマを配置していくのが きっと姐さんのビルド魂に火をつけるに違いない!と、 「ちょっと、見て見て!こんなのあるんやけど!」 と、一見べったりくっついて甘えるかのような持ち出し方。 と見せかけて、すかさず適度な距離を保ち、 すぐにゲームを押すわけではなく、 とりあえずコマをリーナー状態にすることだけ薦めてみた。 「このシートを敷いた方がやりやすいと思うでー」 とさりげなく下準備。 リーナーに慣れてきた頃合を見計らって 「で、進め方はな、お互い5つのコマを並べて・・・」 とルール説明開始。 その頃には乗り気になっていた姐さん、すんなりゲームしてくれました。 ポラリティ成功!これがこの日の僕の一番の見せ所でした! ![]() (黒:姐さん、白:僕。) ゲーム自体は僕がサクサクおいて行ってたんですが、 後半にさしかかると多方面の磁場の影響をうけ、 意外な方向に引っ張られてあっさりと 姐さんにタワーを献上。 ただ、姐さんは一度、 そのタワーを配置する際にミスったため、 タワーがそのまま手コマの一部となってしまいました。 この手コマの数の違いがそのまま影響して、 先に置き終わったのは僕の方。 が、タワーを献上しすぎたせいか、 (写真の状態の後、右側の白のゾーンでは、 僕のミスで6個がつながったタワーになりました・・・) トータルスコアでは姐さんの勝利! 何・・・だとっ・・・! まぁ、ポラリティがプレイできたことですし、 ゲームには負けましたが、 人生を賭けた勝負には勝ったってところでしょうか。 ええ、ええ、負け惜しみですとも! ゲーム自体は、ルールは単純ながら、 どう配置すると相手が不利になるのか、 自分が生きてくるのか、などの ちょっとした駆け引きがあり、 そのほかテクニックを要求される場面では、 磁力の作用で意外な展開になったりと、 いろんな要素が詰まったいいゲームです。 どこかで見かけたら、是非一度プレイを! 基本的に二人用なので、 ゲーム会では微妙かもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.22 06:35:06
コメント(0) | コメントを書く
[プレイレポート] カテゴリの最新記事
|