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2013.01.21
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カテゴリ:ボードゲーム関連
えー、珍しくゲームの説明をさせていただきます。

「地球崩壊への序曲」

なんだか厨二パワーがみなぎるフレーズですが、
これがゲームの名前です。

時流を3周遅れて乗りこなすことに定評のあるこのブログ。

今回はマヤ暦による地球崩壊ネタに乗っかってみました。


カードゲームです。箱はこんな感じ。
(クリックで拡大)
箱


国産です。

で、タイトルの上のあおり文句には「世紀末」の文字が。
そう、なっんつっても1990年のゲームです。古!なんつーか、20世紀少年ですよ!ってネタも古!
このゲーム、古すぎてマイナーすぎて、知ってる人がいたら驚きです。あのTTBさんも知らないに違いない!多分ね!

もうどこで買ったのかも忘れました。
よくぞ捨てずに持っていたものですが、
理由は箱の裏の一番下に。
箱裏

「環境保護のため、このゲームは絶対に捨てないで下さい。」

もちろんです!根っからのエコロジストですから!うそです!

箱の中にはカードと説明書が入っているだけ。
カードはこんな感じ。
カード


ちょっと小さめ。
デザインはロマンを感じさせる、なかなかの出来。

テーマとしては、タイトルの通り、
環境破壊により崩壊していく地球を救う、というもの。

なので、ゲームの開始時には、
各プレイヤーにそれぞれの地球が配られます。
カード

60~85まであります。
この環境破壊レベルを0ぴったりにしたプレイヤーが勝ち、です。

環境破壊レベルを下げるためには、このカードをプレイします。
カード

描かれてある数字分だけ環境が回復していきます。
現実とは違って簡単なお仕事。

ただ、ぴったり0にする前に、
もうひとつ大事な仕事があります。
絶滅危惧種の保護です。

このカードを出すことで、保護できたことになります。簡単。

カード


しかし!当然すんなり行くはずがありません!

「妨害カード」で他人を邪魔します!安直!いえ、決してけなしてはいません!地球崩壊の危機なのに、まだるっこしい事なんかやってられません!

まずは環境汚染!
カード

このカードを出されると、対応する回復用カードを出さない限り、
まったく何も出来なくなります。

そして、もうひとつの妨害カードとして、環境破壊レベルを上げるものが!
カード

今となっては別な意味で破壊力バツグンのカードが。

当時の発想で最大限ありえそうなものが「放射能もれ」だったんでしょうが、実際は「メルトダウンして施設が爆発」ですから笑えません。
事実は小説よりも奇なり。


回復系はこちら。
カード


上段のカードは環境汚染と環境破壊をどちらも回復できる、オールマイティなカードです。
意味はよく知りませんが、なんだかすごいです。
デザインセンスが。
レトロフューチャーなSF的描写に「なんでも回復できるモノなんてありえねー」という自虐的な意思が伝わってきて好感が持てます。

ただ、このカードでも回復できないものがあります。
環境破壊レベルがぴったり0になる前に出さなくてはいけない「動物保護カード」を打ち消すこのカードにだけは対抗できません!


そのカードとはこちら!

カード


「密猟」!


パーン!


ママン!



涙を誘う展開ですね!
これやると確実にヘイト値があがります。
保護してる動物と違いますが、いいんです。きっと、この動物が狩られることで生態系が崩れ、いわゆる「風が吹いたら桶屋が儲かる」的な流れで保護した動物が奪い去られるのでしょう。深い。


実際には密猟されても、山札がなくなった時には捨て札を再度切りなおして
新しい山札にするので、狩られた絶滅危惧種も再登場します。
そのあたりを考慮したのか、2枚ドローで1枚プレイ、1枚捨て札にする、という進め方なので、割りに早くカードがめぐってきます。
で、保護した途端、また狩られる→また出現→密猟→出現→密猟・・・って感じで、まったく絶滅しません。どんなに狩っても大丈夫!安心なカードゲームですね!


と、大体の説明は以上ですが、ここまでの内容で勘のいいゲーマー諸氏はお分かりの通り、このゲーム、プレイ人数が多いと終わりません。


解決策はひとつ。プレイ人数を減らします。

このゲーム、かなりやりこみましたが、みんな熟練してきた頃には、暗黙の了解で、最初に配られた地球の環境破壊レベルが85あたりのプレイヤーを狙い、環境汚染で足止した挙句、放射能漏れで環境破壊レベルを100にされて地球崩壊=ゲームオーバー、という一連の連携プレイがそつなく行われるようになりました。

まぁ、単純明快なバカゲーですが、当時はかなり遊びましたねー。ゲームが終わった後の疲労感といったら……
もうどこにも売ってないどころか、Google先生にも見つけられない状態ですが、プレイしなくても何ら問題ありません。
まぁ、良くは知りませんが「流用は業界に認められた文化」らしいので、再販の可能性はありますね!

以上。誰か来る前に終わります。






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Last updated  2013.01.21 12:33:54
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