【京都歩き】§鞍馬・貴船
【2019年8月29日(木)】 今日はガイド仲間と「鞍馬~貴船」ルート歩きをしました。このルートは紅葉の時期に同行ガイドの依頼が多くあるところです。 このルートは私がガイドになりたての頃、同行ガイドをしたことがありますが、もうずいぶん前のことですし、台風の影響でずいぶん景色も変わったと聞いています。今度9月28日に会社OB会「オーイ会」メンバーを案内するに当たり、一度下見に行かないといけないと思っていたところ、この仲間での歩きがあったので参加した次第です。 結構な雨が予想されたので、参加者の多くがキャンセルしたようです。朝、出町柳駅で仲間を全然見なかったので、雨のために中止となったにも拘わらず、私への連絡がなかったのかもと思ったくらいです。関係者に連絡したところ、予定通り開催とのことで、叡山電車で鞍馬に向かいました。 鞍馬駅から鞍馬寺、山越えで貴船まで全体で4時間30分でした。途中休憩が10分+15分、霊宝館も入り、貴船神社では奥宮まで行き、貴船から貴船口駅までは歩きという行程でした。途中蒸し暑くはありましたが、幸いにも雨に降られることなく、楽しく歩き切ることができました。 一度、同行ガイドはしていますが、去年の台風の爪跡も含め、たくさん新たに知ったことがありました。【鞍馬寺】・山麓のお手洗は「烏樞沙摩明王殿」と呼ばれ、同名の明王が祀られている(多分2階に)・寺紋は天狗の団扇に見えるが、横から見た菊の花・魔王の滝は現在流れていない。台風の影響と思われる。・双福苑の「玉杉大黒天」「玉杉恵比寿尊」のうち片方が倒木で破損し、取り払われている・転法輪道では、床をくぐって下の方から近くで拝観できる。 ・本殿金堂の地下の清浄髪奉納祈願所は、迷路のようになったところに入ることができる。 暗いので、電気を点けることの可能。・大杉権現社は去年の台風で倒木で損壊し、無くなっている。・木の根道は、木の保護のため、木の根を踏まずに歩くのが望ましい。・魔王殿付近には刀で傷つけられたような痕をもつ石灰岩がある。 牛若丸の剣道修行の跡で、兵法石と伝えられる。実は雨水によって溶食されてできた溝。 それを与謝野晶子、鉄幹も短歌に詠んでいる。【貴船神社】・貴船神社の神紋は「左頭三つ巴(ひだりがしらみつどもえ)」と「二葉葵」の2つ。 水を司る神を祀っていることから、水の紋として「左頭三つ巴」。 「二葉葵」は平安時代から明治4年に至るまで、上賀茂神社の第二摂社とされていたため。・連理の杉は2つあるが、1つは杉と楓の組合せ。・正しい参拝順序は、本宮→奥宮→中宮 出町柳駅で解散後、反省会に参加させていただきました。鞍馬駅鞍馬寺前の雍州路鞍馬寺・由岐神社 台風の爪跡がいたるところに貴船------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村