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2015/03/20
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療振り返り
 今日は、便秘・下痢についてです。

 これらは本当にコントロールがむつかしかったです。私は普通は一日の朝に排便があり、そんなに便秘で苦しんだことは過去なかったのですが、振り返ってみると、発病したころ便秘気味だったように思います。ピーク時には11cm径の腫瘍があったわけですから、これが腸などを圧迫して、便秘気味になっていたのかもしれません。また、癌細胞が増殖しだすと、身体がその戦いにエネルギーを集中する事が最優先になり、排便という機能が後回しになるのだと思います。ネットには風邪をひいたときに便秘になりやすいのは、そういう理由だと書いてある記事もありました。

 発病していたと思われる頃、今まで説明してきたように、発熱もしましたし、心拍数もあがりましたし、CRP値もあがりました。そういう状態で入院すると、さらに便秘がひどくなります。看護師さんの話では、病名に関係なく多くの人が入院で便秘になるとのこと。異なった生活環境になる、運動量が少なくなる、食事が変わる、食べる量が少なくなる、消化のよいもの中心になるなど色んな原因があるのではないかと思います。

 私が7月初めに生検で5日間入院したときは、3日~4日、全く便通がない日が続きました。マグミット(便に水分を吸収させ軟らかくする便秘薬)、アジャスト(腸の動きを活発にする便秘薬)も効かず、座薬も効かず。ようやく、ピコスルファートという下剤で解消しました。便秘も酷くなると腸閉塞を引き起こしたりするので危険です。こういう場合は便秘薬も必要でしょう。看護師さんも、「お通じありましたか?」と、いつもチェックしていました。看護師さん曰く「下痢止めは、体に悪いものを出しているのを阻害する可能性があるので使いません(栄養は点滴でも補充できる)が、便秘は放置すると、重篤な症状につながることもあるので、便秘薬で積極的に解消させるとうのが方針です。」

 私は記録をとったりしてこまめにチェックしているので、主治医も看護師さんも、薬の使用・不使用、服用量は私一任でした。「お薬渡しておくので、様子を見ながら服用してください。」と言われて、ピコスルファート、アジャスト、マグミットを自宅療養中も手元に持って、自分自身でコントロールを試みました。ピコスルファートは効果の強力な下剤なので、生検入院時に使ったっきり使いませんでした。マグミットを中心に、便秘がきつい時にはアジャストを加え、それぞれの錠数を調整しました。

 表1、表2に各クール別に、それら薬の服用状況と、便秘、下痢の状況をまとめました。生検入院で、入院すると便秘になることは分かっていたので、初日からマグミットを予防的に服用しました。それでも、便秘に陥ることもあり、便秘のあとには下痢があり、下痢のあとには便秘がありと、最後までなかなかうまくコントロールができませんでした。

 表を見て振り返ってみると、私の場合、傾向として、抗癌剤投与から2~3日、退院直後2~3日に便秘になりやすいようです。


表1
43-排便1.png


表2
44-排便2.png



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最終更新日  2020/09/13 09:03:25 AM
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