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ワルディーの京都案内

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2015/08/25
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テーマ:京都。(6049)
第11回1旧 問題3の解答です。

■私の解答 正解の場合は◎、不正解または部分的に正解の場合は正解を【正解】に記載

◆は関連する「お勉強」

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【問題3】【公開テーマ問題】世界文化遺産「古都京都の文化財」に関する記述について、(  )
   に入れる最も適当な語句を書きなさい。
                                  (2点×10問=20点)

(21)上貿茂神社境内の(  )は御物忌川と御手洗川が合流した川であり、ここで行われる
  夏越祓の様子を詠んだ藤原家隆の和歌が小倉百人一首にある。

■ならの小川 ◎

◆・上賀茂神社の川
   源流は賀茂川、上賀茂神社の境内に近づくと御生所川・御手洗川と名を変える。
   御物忌川と合流して楢の小川となり、境内を出て社家町に入ると明神川になる。
   楢(奈良)の小川はナラ林を流れる川だから楢の小川と言う。
 ・藤原家隆の歌
  「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」
 ・鞭打の桜
   競馬の時、この木を目印に馬に鞭を打つ。
 ・斎王桜
 ・御所桜
   孝明天皇が御所から御下賜された枝垂れ桜
 ・見返りの桐
   「競べ馬」でいくつかの所作をなす目印とされるもので、ほかに「馬出しの桜」と
   「勝負の楓」がある。
 ・みあれ桜、御幸桜、風流桜、賀茂桜
 ・渉淳園 渉溪園
 ・玉橋 片岡橋 橋殿
 ・川尾社~御物忌川を守る
 (参考)下鴨神社
 ・御手洗池→御手洗川→奈良の小川→瀬見の小川
  泉川



(22)高山寺の現在の金堂は、江戸時代に(  )の御堂を移築したものである。


■仁和寺 ◎

◆仁和寺
・真言宗御室派の総本山
・宇多天皇が父の光孝天皇の遺志を継いで創建
・宇多天皇は昌泰2年(899)に東寺の益信(やくしん)を戒師として出家、御室(僧坊)を建てた。
・覚行は白河天皇の皇子で最初の法親王
・鎌倉時代には真言宗広沢流の正系
・徳川家光の援助で再興
・明治時代に真言宗御室派として独立
・大正時代、大覚寺と高野山と合同で、古義真言宗
・昭和21年 分派して御室派総本山
・明治維新後、純仁親王が還俗以来門跡寺院廃絶
・成就山八十八ヶ所霊場
・金堂(国宝)~内裏紫宸殿を寛永年間に移築
・御影堂(重文)~清涼殿古材
・本坊表門(重文)~台所門
・五重塔(重文)~寛永年間
 他の京都市内五重塔~東寺(国宝)、東寺五重小塔(重文)、醍醐寺(国宝)、八坂の塔(重文)
 京都府下~国宝「海住山寺五重塔」が加わる
・他の重文~仁(二)王門・観音堂・中門・鐘楼・経蔵・御影堂中門・九所明神本殿
・茶室~飛濤亭(重文・光格天皇遺愛) 遼廓亭(重文・尾形光琳邸から移築)
・金堂の旧本尊と伝わる阿弥陀三尊像(国宝)
・歴代門跡の位牌安置所霊明殿の本尊薬師如来像は長く秘仏で昭和61年に開扉
・空海が唐から請来した「三十帖冊子」を納めた宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱(国宝)
 如意宝珠を納める宝相華蒔絵宝珠箱(国宝)



(23)銀閣寺の国宝建造物の一つ(  )内にある、付書院や違い棚などを持つ四畳半の小間
  を同仁斎という。

■東求堂 ◎

◆銀閣寺
・足利義政が浄土寺跡に建てた東山山荘に始まる
・通称の銀閣は観音殿
・義政没後、夢窓疎石を勧請開山として相国寺の宝処周財が入寺して禅寺に
・銀閣(国宝) 下層~心空殿 和様住宅  上層~潮音閣 観音像安置の禅宗様仏道
・東求堂(国宝) 阿弥陀三尊を本尊とする持仏堂
・同仁斎~義政の書斎 付書院、違い棚  書院造に通じ、茶の湯の空間としても貴重
・漱蘚亭(そうせんてい)跡(昭和6年に発掘)の庭があった。
・池は錦鏡池 庭は西芳寺庭園がモデル 作庭は相阿弥とも
・銀閣寺型(袈裟型)手水鉢
・銀閣寺垣 建仁寺垣の変形



(24)仁和寺の御室御殿の庭園にある茶室「飛濤亭」は光絡天皇遺愛、「遼廓亭」は(  )
  の屋敷から移したと伝わり、ともに見どころとなっている。

■千利休 【正解】尾形光琳

◆(23)参照




(25)西芳寺の庭園には、茶人の(  )が構えた茶室「湘南亭」かある。

■千少庵 ◎

◆西芳寺
・行基が聖武天皇の命で建立した四十九院のうちの一つ西方寺が前身
・建武の兵乱で荒廃後、藤原親秀(松尾大社宮司)が夢窓疎石を住持に迎えて再興
 西芳寺として臨済宗の寺に
 建武の兵乱~延元の乱とも。足利尊氏が後醍醐天皇の建武政権に対して反旗を翻した挙兵。
・茶室湘南亭~千少庵(千利休長男)が構えた茶室
・庭園は向上関を境に洪隠山枯山水石組を中心にした上段と、黄金池を中心にした下段に分
 かれる。



(26)西本願寺の大書院庭園は(  )と呼ばれ、豪快に鶴亀を配し、色石やソテツを用いる
  などした桃山様式屈指の枯山水庭園で、国の持別名勝に指定されている。


■虎溪の庭 【正解】虎渓の庭

◆西本願寺建造物
・御影堂(重文)
・阿弥陀堂(本堂)(重文)
・書院(国宝)~対面所と背後の白書院
  白書院は門主の公式な対面所 対面所も白書院も畳を上げれば能舞台
・黒書院(門主の執務所)・伝廊(国宝)
・飛雲閣(三層)(国宝) 滴翠園内 滄浪池 
  初層~招賢殿・八景之間・舟入之間
  二層~三十六歌仙を描いた歌仙之間
  三層~摘星楼
・北能舞台(国宝)
・対面所前庭能舞台(重文)
・浪之間、虎之間、太鼓之間などの書院(重文)
・飛雲閣に続く浴室(黄鶴台)(重文)
・対面所東の庭園~虎渓の庭 枯山水庭園




(27)清水寺にある成就院の庭園は、洛中雪月花三名園の「月の庭」として著名で、一説に俳
  人・歌人の(  )が作庭したと伝わる。


■松永貞徳 ◎

◆松永貞徳
・和歌を細川幽斎(藤孝)に学ぶ
・「俳諧御傘(ごさん)」を著わす
・邸宅を松永貞徳花咲亭と称す
 跡地に花咲稲荷神社
・作庭した三庭 
  妙満寺(雪の庭) 比叡山が借景 
  清水寺成就院(月の庭) 相阿弥作庭、小堀遠州補修とも
  北野(花の庭)
  ・・・「雪・月・花の三名園」
・墓は実相寺(南区)



(28)醍醐寺三宝院の庭園は豊臣秀吉の作庭と伝えられ、天下の名石である(  )を中心
  に、多くの石や橋を設け、華やかな雰囲気を今に伝えている。


■藤戸石 ◎

◆三宝院
・修験道当山派の法頭
・醍醐寺第14世座主勝覚の創建
・表書院(国宝)は寝殿造を様式を伝える桃山時代を代表する建造物
・唐門(国宝)~勅使門 菊と桐の紋
・奥宸殿(重文)
  違い棚「醍醐棚」 修学院離宮「霞棚」、桂離宮「桂棚」と「天下の三大名棚」
・本堂(重文)~護摩堂とも
・本尊弥勒菩薩坐像(重文)~快慶




(29)宇治の平等院にある(  )は、平氏打倒のために以仁王を奉じて挙兵した源頼政が自
  害した場所で、最勝院内にある頼政の墓とともに大切に保存されている。

■切芝 【正解】扇の庭

◆平等院
・藤原頼通の父の道長の別荘であった宇治殿を寺にしたのが始まり
・頼通の娘の寛子(後冷泉皇后)はじめ藤原一族によって法華堂・多宝塔などが造営された
・明応年間(1492-1501)に浄土宗の栄久が復興
・現在、塔頭の天台宗最勝院、浄土宗の浄土院が兼帯護持
・鳳凰堂(国宝) 金銅鳳凰(国宝) 観音堂(釣殿観音)(重文)
・州浜が復元された
・本尊阿弥陀如来像 定朝作(国宝)
・雲中供養菩薩像(国宝)
・最勝院に源頼政の墓地
・扇の芝
  治承4年(1180)5月、以仁王(もちひとおう)の令旨を奉じ、平家打倒を掲げた源頼政は
  宇治川にて平家軍に追撃され、平等院で自刃した。最後を迎えるにあたり、軍扇をひろげ
  て辞世の句を詠み、西に向かい「南無阿弥陀仏」と唱えたという。
  辞世の和歌「埋もれ木の 花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける」
・日本三名鐘~園城寺(三井寺),神護寺鐘,平等院 三井の晩鐘
 三鐘~形は平等院、勢いは東大寺、音は園城寺(三井寺)
 天下の三鐘~平等院・神護寺・妙心寺


 

(30)夢窓疎石によって作庭された天龍寺の庭園は、中央の(  )を巡る池泉回遊式庭園で
  ある。

■曹源池 ◎

◆天龍寺
・臨済宗天龍寺派大本山
・後嵯峨上皇の亀山殿の地に開創
・最初、暦応資聖禅寺、天龍資聖禅寺と改称
 天龍は尊氏の弟の直義が見た金龍の夢に由来
・天龍寺船就航して元との貿易をし、造営費用をまかなう
・京都五山の第一位
・豊臣秀吉らが復興
・庭園は嵐山と近景の亀山を借景 龍門瀑 三連の石橋 



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推定得点 20点中 16点

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最終更新日  2018/08/05 07:25:49 AM
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