ワルディーの京都案内

2018/08/11(土)23:58

【京都検定傾向分析】1級過去問分析1~合格率・得点

京都検定1級問題分析(9)

 1級の過去問のトライアルと、各問題に関連した勉強を一通り完了しましたので、今後、過去問の分析を行い、試験までの勉強の作戦を考えます。  過去の合格率、平均点、私の受検時の得点、今回のトライアルの得点を表にしてみました。  試験は年1回12月にあるのみです。惜しいところで不合格だったので、記憶が減らないうちに追加勉強をして、すぐに再トライアルというわけにいかないのが京都検定のつらいところです。2級合格が1級受験の条件になりますので、第1回は1級の試験はありませんでした。1級は第2回から昨年の第11回まで合計10回実施されました。  私は第3回に3級受験で不合格、第4回に3級、2級両方を受験し、両方合格。第5回から1級にチャレンジ。第7回は都合で受検できませんでしたが、それ以外は、毎回受検してきました。去年(第11回)は、抗がん剤治療中でしたが、幸い入院中ではなかったので、受検できました。しかし、過去6回の受検はいずれも不合格でした。  まず受検者全員の合格率を見てみます。表に加えてグラフも見てください。  過去の平均は9.5%、最高は17.9%、最低は昨年の4.0%です。最高でも17.9%ですので、非常な難関といえるでしょう。特徴的なのは、合格率、平均点が、1年おきに高くなることです。  商工会議所に「京都検定問題検討委員会」のようなものがあって、問題についての反省と次回の検討が行わているでしょうから、「去年は難しすぎたんとちがいまっしゃろか。今年は、ちょっと易しくしておきまひょうな。」てな議論があって、こうなっているのかもしれません。  それでいくと去年は「やさしい」年のはずだったのですが、逆に過去最低の合格率、平均点にいたっては過去60点台もないのに、55点なんていう超低い点になってしまいました。今年は、委員会で「去年はあんまりやおへんか。これではあきらめる人がぎょうさんいはって、受検者数が減って、受験料収入が減るやおまへんか。今年は、あんじょうやさしくしてあげておくれやす。」なんて議論がされているかもしれません。今年は、きっと合格のチャンスですよ。  では私の得点は平均点に対してどうでしょうか。私の試験時の得点、今回トライアルの得点、平均点を一つのグラフに乗せてみました。  まず、試験時の得点です。1回目の受検の第5回のみ、平均点より低いですが、以降は平均点より高くなっています。しかし、その伸びが少ないため、なかなか合格に至らないということです。  今回のトライアルの得点はどうでしょうか。受検した回を比べると、いずれの回も今回トライアルのほうが受検時より高くなっています。また、全10回のうち3回で合格ラインぎりぎりで合格しています。すでに経験した問題であるということもあると思いますが、今回のトライアルを通じての勉強の効果があったと思われます。  現在の実力は、問題がやさしければ、合格する可能性があるということだと思います。あと、受験までの3ヵ月半の期間で、これを確実なものにしていく必要があります。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る