テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:京都検定1級問題分析
テキスト内問題の出どころを詳細に分析します。
昨日は、テキスト内から出題された問題について、章ごとの出題数、ページ当たりの出題数を割りだしました。今日、明日と、出題数の多い章について、より詳細に出題傾向をみていきます。 昨日アップした一覧表を見ますと、出題数の多いベスト5は、多い順に、 1位:寺院 2位:伝統文化 3位:史跡 4位:祭と行事 5位:神社 となっています。 今日は、「寺院」と「神社」について、寺院、神社ごとの出題数を割り出します。 まず「寺院」です。 テキストの「寺院」の章に登場する寺院数は175寺です。うち過去問には81が登場します。 約半分です。出題数「1」が大半ですので、まんべんなく出題されているといっていいでしょう。従って、今まで出ていないからといって、これからも出ないということはないでしょう。 網羅的に勉強することが必要です。しかし、出題数が多い寺院は、これからも出題される可能性が高いと思われ、重点的に勉強する必要があると思われます。出題数が多い寺院をあげると(黄色のハイライト)、 ・東寺 7件 ・西本願寺 5件 ・仁和寺 5件 ・銀閣寺 4件 ・六道珍皇寺 4件 ・高山寺 3件 ・天龍寺 3件 ・平等院 3件 ・妙満寺 3件 やはり、世界遺産の寺院が9件のうち7件と上位を占めています。有名な文化財や庭園などが多いためです。銀閣寺は4件も出題されているのに、金閣寺はゼロです。金閣時代が国宝でも文化財でもないからでしょうか。 特異なところでは、六道珍皇寺と妙満寺が各3件と、マイナーな寺院の割に多いことです。それぞれ、小野篁の伝説、有名な庭と梵鐘によるものです。 次に「神社」です。 テキストに登場する神社数は59。過去問には26登場しています。寺院同様、約半分です。やはり出題数「1」が大半ですので、まんべんなく出題されているといっていいでしょう。 寺院同様、網羅的に勉強することが必要です。 出題数が多い、神社をみてみましょう。 ・平安神宮 5件 ・上賀茂神社 4件 ・北野天満宮 4件 ・藤森神社 4件 ・首途八幡宮 3件 ・新熊野神社 3件 上位3つはメジャーな神社ですが、残り3つはそうではありません。藤森神社が多いのは、第11回に藤森神社についての作文問題があったという特殊事情によるものです。首途八幡宮は源義経の伝説、新熊野神社は世阿弥との関係です。 寺院、神社とも、網羅的に勉強しながら、出題件数の多い寺社に特に力を入れるという勉強方法がいいのではないかと思います。 分析を続けていきます。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/09/16 10:06:43 PM
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