テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:京都検定1級受検勉強
伝統工芸問題#7(美術章から)の解答です。
不正解だった場合は▲とし、その後に正解を記入しています。 ●平安京を飾る工芸 ・官営工房での工芸の創出 ・大極殿の甍を飾る(緑釉瓦)の焼成 ・宮廷用の和紙を漉いた(紙屋院) ・寺院建築の内部空間を飾った(▲釘隠し)の金工 ・仏を美しく飾る(截金細工) ・金工品では(神護寺)の梵鐘、(東寺)の密教仏具などが残る。 平等院の棟を飾った(鳳凰)も優れた金工の一つ。 ・漆工では(仁和寺)に(▲研出蒔絵)の技法で極楽に住む鳥を表現した (▲宝相華迦陵頻伽蒔絵𡑮冊子箱)が残されている。 ●漆芸の発展 ・漆芸は(▲鎌倉時代)に独自の工芸品を創り出した。 ・漢字・かな文字を取り入れた(葦手絵文様)の手箱や硯箱などが作られた。 ・室町時代以降の工芸品 ・南禅寺の(▲鎌倉彫牡丹模様香盒)は中国から伝えられた(▲堆朱(ついしゅ))の 技を学んだ日本的な作品。 ●茶道の影響 ・茶の湯で、床の間に掛ける書画の掛軸は、絵画や書とそれを飾る(表具)の(▲裂)が 一体化した作品。 ・金工による(茶釜)、陶芸の茶碗、花入、竹工芸の(茶筌)や(茶杓)などが茶席の 雰囲気を高め、陶芸の茶碗、漆芸の(棗)など、これらの茶道具を包む(仕服)にも 取り合わせの妙が求められた。 ・「天下一」の名声を競う名人が多々輩出し、茶釜では(▲三条釜座)の(▲西村道仁)や (▲辻與次郎)の名が伝わる。 ・同じく茶釜の(▲大西家)、彫り物の(▲後藤光乗)が(▲金座支配)への道を開いた。 ・陶芸では(▲千利休)の(わび茶)に合致した(樂茶碗)の(▲長次郎)が現れた。 ・千家十職とは 茶碗師 −(▲樂吉左衛門) 釜師 − (大西清右衛門) 塗師 − (中村)宗哲 指物師 −(▲駒沢)利斎 金物師 −(中川)浄益 袋師 − (土田)友湖 表具師 −(▲奥村)吉兵衛 一閑張細工師 −(飛来)一閑 竹細工・柄杓師 −(黒田)正玄 土風炉・焼物師 −(▲西村(永樂))善五郎 ●高台寺蒔絵 ・桃山時代から江戸時代初期にかけて、蒔絵は高台寺霊屋の(須弥壇)や(厨子)の装飾 となり(高台寺蒔絵)の名称の起こりとなった。 ・同寺に残る(▲竹秋草蒔絵文庫)には、桃山時代の(▲片身替り)の衣装に通じる、デザイン。 ●光悦から琳派へ ・光悦は(舟橋蒔絵硯箱)に金の輝きと鉛の肌合いの調和を求め、その(樂茶碗)は (▲毘沙門堂)の赤、(不二山)の白の意匠で茶人に喜ばれた。 ・(角倉素庵)と組んだ出版物として、(光悦)の書と(俵屋宗達)の版画絵の美しい 謡の(嵯峨本)が残る。 ●京焼 ・(奥田頴川)が粟田口で(▲呉須赤絵)や(染付)の磁器を作り始めた。 青木木米、仁阿弥道八、(永楽保全)などが輩出。 ●近代の工芸 ・(万国博覧会)への出品で名声を博した。 ・(▲並河靖之)は金銀線を用いた(▲有線七宝)の技法で各地博覧会で表彰を受けた。 ・(▲神坂雪佳)は「京都美術協会雑誌」の編集者となった。 ・京都の工芸は(▲アール・ヌーボー運動)を喚起した。 __________________________________ 「京都検定過去問」カテゴリー一覧表 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=28 「京都検定出題傾向分析」カテゴリー一覧表 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=30 「京都検定勉強」カテゴリー一覧表 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=31 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/11/23 08:19:45 AM
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