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2016/01/08
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年8月22日の記事≫ 

 膀胱(ぼうこう)がんは膀胱内側の表面にある粘膜にでき、その下の筋層、しょう膜と外側に向かって進む。

 がんが粘膜にとどまっている早期は、尿道から内視鏡を通して削り取る方法で治る。がんが筋層まで進み、転移がなければ、膀胱を取る全摘手術が標準治療だ。だが、全摘

しても、再発や転移などで約半数が亡くなるという。

 大阪医科大の東治人教授(52)は全摘でも再発するのは「転移が見つからなくても実際にはがん細胞が膀胱以外に広がっているから」と説明する。また、連載で紹介した

AKさん(41)のようにリンパ節などに転移がある場合は手術せず、化学療法や放射線療法が原則だ。

 全摘手術が標準治療になる患者でも、手術できない場合や膀胱の温存を希望した場合には、温存療法が選択肢になる。大阪医科大や筑波大などがそれぞれの特殊な技術で実

施している。ただし、がんの状態によって温存療法ができないこともある。

 通常の化学療法は、抗がん剤の点滴薬を静脈から入れる。抗がん剤は心臓を通って全身の動脈に回るため、膀胱に達するのは全体の一部だ。そこで、東さんらは膀胱のすぐ

上流の動脈を風船でふさいで血流を止め、高濃度の抗がん剤を直接流し込む「バルーン塞栓(そくせん)動脈内抗がん剤投与法(BOAI)」を開発した。高濃度の抗がん剤

が全身に回らないよう透析装置を使って取り除くので、副作用は少ない。

 膀胱がんは、この方法に都合のいい条件がそろっている。膀胱は動脈の下流にあるので、血流を止めてもほかの臓器に損傷を与えない。膀胱がんは抗がん剤の効果が高く、

また膀胱自体が原始的な臓器で激しいダメージを受けても機能は戻る。

 全摘手術の138人では10年後の生存率が約50%だったのが、BOAIに放射線療法などを組み合わせた温存療法の163人では約80%と高かったという。

 だが、保険で認められている抗がん剤の使用法は静脈から。適用外のBOAIはこの治療だけで約100万円が自費負担になる。保険適用の申請には治験が必要で、製薬企

業に利益がないため、実現は難しいという。


膀胱を温存する治療「BOAI」
5.jpg


 BOAIはMade in Japanなのですね。

 私が受けた粒子線治療はMade in Japanではないようですが、日本が世界で最も発達しているので、海外からも治療に来る人が多いようです。私も入院中に何人かのアジア系の患者さんを見かけました。 

 健康保険制度や医療技術が充実した国に住んでいるというのは、普段あまり気づきませんが、幸せなことです。


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最終更新日  2019/02/08 12:55:49 AM
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