2021/09/30(木)00:35
【散歩・草花記】スイバ(酸葉)
5月11日撮影の「スイバ(酸葉)」@ご近所散歩 です。
タデ科ギシギシ属。花期は5~8月。赤い小花を穂状につけます。そのため、ギシギシなどと違って赤みを帯びていることが多いです。原産地は、日本(北海道~九州)、北半球の温帯。
葉っぱがすっぱいことからこの名前になりました。
日本では野生のものの新芽を山菜として春先にイタドリ同様に食べますが、ヨーロッパでは古くから葉菜として利用されていました。例えばフランス料理ではポタージュ、オムレツ、ベニエ、ピュレ、料理に添えるソース、アイルランド料理ではスイバのパイ、ギリシア料理では煮込み料理やピタ(ブレク風のパイ)、ブルガリア料理ではチョルバ、ルーマニア料理ではサルマーレ、ウクライナ料理ではスイバのボルシチ、ロシア料理では緑のシチューの素材として好んで用いられます。
嫌われ者の雑草かと思っていましたので、調べてみて驚きました。
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